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☆2 初めての体験が刻む、消えない記憶〜 西野亮廣の講演から学んだ、人生における"初めて"の重要性〜

10kmマラソンを走り終え、これまでのような階段を登れないほどのダメージは受けなかったのですが、2週間前にそりで腰を強打した痛みが今もまだ残っているオカマサです。そりのスピードをあなどってはいけません。

さて、西野亮廣講演会での学びについてお届けしましたが、あまりに内容が濃かったのと、自分が熱くなってしまって、長文になりそうだったので、学びの一つ一つを記事にしていきます。

そして、この学びが埋もれないように、マガジンにまとめていきます。

今回の学びは、「初めて」を押さえろ!です。

初めての体験は塗り替えられない

人生の中で様々な体験をしてきていると思いますが、自分の好きな体験は何度も繰り返しますよね。例えば、好きなものを食べること。私はラーメンが好きです。これまでに地元だけでなく各地のラーメンを食べてきました。

「自分の好きなラーメン店ランキング」を友達と発表し合って楽しんでいたことを思い出します。美味しいという情報を聞くと、食べに行っては順位付けをして、この前まで1位だった店が別の店に塗り替えられていくわけです。

しかし、「初めてラーメンを食べた店」となると、どれだけ美味しい店が現れようとも、この座から陥落することはないのです。だからといって「2回目にラーメンを食べた店」というタイトルはないですし、記憶にも残っていません。また、自分の記憶に残っている「初めて」はもしかすると「初めて」ではないかもしれません。子供の頃、最初に記憶に残るような美味しさや店の雰囲気などがあって、自分の中で「初めて」が生まれるのではないかと思います。

講演会で西野さんがお話していたのは、昨年10月に幕張メッセでSHOW DEZIGN制作の「えんとつ町の踊るハロウィンナイト」という大盆踊り大会が行われました。盆踊り大会といっても、幕張メッセに1万人以上を動員するという「エンターテイメントショー」です。

このイベントの参加チケットが中学生以下550円に設定したそうです。この金額は普通では設定できない金額ですが、「VIP戦略」で可能にしたのです。

どうして中学生以下を550円にしたかったかというと、「初めて見たエンターテイメントショー」という座を獲得したかったからとのことでした。この座を獲得できれば、次に「えんとつ町の踊るハロウィンナイト」を開催した時に、子供の頃、初めて見たショーだと認識してもらえ、大人になって戻ってきてもらえると考えたそうです。初めての座を獲得するためには、記憶に残るクオリティが必要ですが、それはもう言うまでもありません。ご覧ください。

中学校という場所への憧れを抱かせる

この話を聞いて、中学校教師として、中学校に入学する前の小学生に「中学校生活の楽しさを見せつける」ことで、入学への不安よりワクワク感を大きくすしたいと思いました。

「中学校生活の楽しさを見せつける」となると、生徒が熱狂する体育祭や文化祭が一番適している活動です。入学式の厳粛な式典よりも、体育祭や文化祭で真剣に盛り上がって、一体感のあるパフォーマンスを披露する先輩の姿を初めて目にした方が記憶に残り、自分も先輩のようにやってみたいという憧れを抱いて、入学することができるのではないかと考えました。今年の体育祭には、ぜひ小学生を招待したいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
まだまだ学びは続きます。お楽しみに!

ご支援いただける方には、全力で感謝申し上げます(^_^)/