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馬渕睦夫大使と世界のユダヤ人
「馬渕大使のひとりがたり」をよく観ています。大使は独特の視点から、いつも世界の大きな流れを私たちに示してくれていると思います。
番組一覧→ https://www.youtube.com/watch?v=XmSYcApYvOo&list=PL7MaEu9i584fGdp78r27h-eH0rmWLioEC
大使のお話はいつもディープステートをキーワードにして論が展開されますが、ユダヤについて色々なヒントを頂きました。ユダヤ を理解することは世界を解く鍵です。
普通ジプシーとか遊牧民など、常に移動している民族は学校に通うことができないので教育程度が低いといわれています。
しかしユダヤ人の家庭には熱心な教育ママがいました。ジューイッシュ・マザーといって、子供にはまず、ヘブライ語の読み書きを教えます。
ブラジルのユダヤ人から直接聞きましたが、ユダヤ教の聖典はトーラといってヘブライ語で書かれた旧約聖書の前半部分と、もう一つタルムードという聖典があるそうです。
このタルムードは、ユダヤ教教師ラビが書いた解説書であり、警句などが全部で20巻もあるそうです。
ユダヤ人は幼いときからこの大量のタルムード語録を学ぶのですが、放浪の民は立派な教会や学校を建てることが出来ませんから、ジューイッシュ・マザーが家庭教師になって、自分の子供に教えます。だからユダヤ教では、勉強こそが即信仰であり、護身にもなるのです。
ブラジルの日本移民は宗教が無いので、四代もすると日本語も文化も失って、タイへ行った山田長政のように消えていきますが、ユダヤ人は今でもユダヤ教とヘブライ語は手放しません。
二千年も教育ママが仕込んだのですから、ユダヤ人の知能はずば抜けて高くなりました。
IQが140などというのはざらなので、司法試験や国家試験では常にユダヤ人が上位を占めてしまいます。弁護士と医者に特に多いと、馬渕大使も語られていました。
その結果どうしても世界の学会、金融界、政界などの中枢部にユダヤ人が集まってしまうので、やっかみや陰口も出てきます。
日本人が飢饉に耐えるために、米を倉に貯めて勤勉になったように、ユダヤ人は迫害から生き延びるため、金を貯めて頭脳を磨きました。彼らは金と頭脳こそが生きる術なのです。
しかしながら、ユダヤ教(とそこから派生した宗教)は世界を幸せにはしなかった、という点について、多神教(または自然崇拝)である私たち日本人ははっきりと指摘しなければならないと思っています。
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