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【開発秘話】主食にしたい「豆腐ワッフル」②

「新しい食のカタチをつくる」NinjaFoods。
テクスチャ・エンジニアリング・スタートアップということで、これまでにないカタチ・食感を持った製品の開発を進めています。

その最新作が「豆腐ワッフル」。
豆腐に新たなカタチと食感を与えて、パンのような主食として十分に成立することを目指した、日本発の新フードです。

この製品の開発秘話、後編。
今回のテーマは、そもそもなんで主食を変えようとおもったのか?


結婚してから最近は、基本的に朝ごはんはパン食が多い。
「普通に」トーストを焼いて、バターかはちみつで食べる、もしくは、
コストコのパンケーキを冷蔵して、同じくバターかはちみつ、ということを何年もやっていました。

しかし、今年(2024年)の春、イタリアのFuture Food Instituteが主催するリジェネラティブツアーに参加したとき、現地の人がほとんど「バゲット(日本人の認識できる概念上ほとんど「フランスパン」)」と、ローカルのオリーブオイルだけで食べる、というの体験して、この食べ方にハマってしまったことがあります。

NinjaFoods in Italy

(リジェネラティブツアーについてはまた書くけど、一緒にいったSKS JAPANの田中さんの記事があったので、とりあえずはっておきます)


そう、それから調べてみると、「フランスパン」ってつくるときに油を全然使わないんですよね。
オリーブオイルで食べるにしても、酸化しにくい不飽和脂肪酸っていうのがいいなと思って、なんかこういう食生活にあこがれて、

しばらく近くのパン屋さんでフランスパンを買いあさっていました。
(あと、小豆島のオリーブオイル買ったり)


けど、フランスパンって固くなるんですよね。
これはこれで美味しいけれど、日本人的にはソフトなものが食べたいときおある。

そういうときに、コストコのパンケーキは最強だったんですが、フランスパンに慣れてしまってから、あんまり美味しいと思わなくなってしまいました…


そこで、
・フランスパンのように無駄なものが入っていない主食パン
・油を入れないのにやわらかい
・ついでに、パンケーキより冷凍庫の場所を取らないもの

ということを目指してできたのが、「豆腐パン」。


しかし、豆腐のカタチを、我らがNinjaFoodsの技術でカタチをワッフルに仕上げたところで、味は豆腐なんですよね。
小麦の絶対的な誘惑には勝てない…

ひらめいたのが、米麹。
発酵の力でいい感じの旨味がブーストして、かつ、いい感じの焦げ目もつくようになりました。

2024年9月13日までマクアケで先行予約を受け付けているので、ぜひお試しください。

これなら、ギルトフリーで毎朝食べられる…!!!

ちなみに、複数の製品について、芦屋マダムと試食会を行ったのですが、
地上波では「みらいうに」に対するシビアな意見がピックアップされた裏で、豆腐ワッフルは大絶賛されました…!


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