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【旅行メモ】ガイドブックに載っていないナポリの魅力的な場所

2023年12月29日から31日までナポリに滞在しました。29日の朝にパレルモからフェリーで到着し31日にイタロでローマに向けて出発するまで2泊。1旅行者のメモとして、ガイドブックやウェブの記事に載っていない魅力的な場所を今後行かれる方の参考として書いておきます。
粉もんはうまいが、やばい場所が存在するなど、なにかとネガティブな側面が強調されるナポリですが、卵城やサンタルチアの海岸風景、王宮、ガレリア以外にも結構楽しめました。

1つ目は、裏原宿のような裏通りのお店文化です。観光客相手の店が集中するSpaccanapoliというナポリ歴史地区をスパっと2つに分けている通りがいろんなガイドブックに載っていますが、それと直行するVia S. Gregorio Armenoという通りと、Spaccanapoliに並行する南側のVia San Biagio Dei Libraiという通りです。冬だけなのかもしれませんが、狭い路地にお店がぎっしりと軒を並べています。キリスト生誕などのジオラマ用の部品の店が数も多く商品もすごいです。クリスマスマーケットのような雰囲気が楽しい。冬だけだったらごめんなさい。

Via S. Gregorio Armeno

2つ目は、Circumvesuviana鉄道のNapoli Porta Nolana駅西側にあるVia Sopramuroです。ここは生鮮市場であり、売り子の掛け声が響きます。その周辺には雑貨市場も広がっていますし、うまいピザ屋もあるらしいです(ピザ屋は行ってません)。ものすごく活気がある市場です。僕のようなスークやバザールには行かないと気が済まない人には必見。

Via Sopramuro

いずれも、すごい人ですのでスリにはお気をつけて。特にVia San Biagio Dei Libraiに続く東側Via Forcellaは危険な地域らしいですし、駅近くというのはどの町も危険なので。

ナポリじゃないですが、時間があればソレントにも是非足を延ばすことをお勧めします。オレンジの樹で統一された街路樹が可愛く、ヴェスヴィオ火山とナポリ湾の景色が美しく、静逸で清潔な街で、喧噪とゴミだらけのナポリ中心部から来るととっても心が癒されます。

Sorrento

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