【感想】Nintendo Switch『デイヴ・ザ・ダイバー』
昨年末にTBSラジオ『アフター6ジャンクション2』で2023年間ベストゲームの1本として紹介されて気になっていた『デイヴ・ザ・ダイバー』
※14分35秒頃から
パンサー向井も自身のラジオで大ハマりしてると喋っていた。
正月旅行先でw
年末年始の怠惰にかまけて結局スルーしていたのだが、お盆休みにやるゲームを何の気なしに探していたらNintendo Switch版が30%OFFセール中なのを偶然見つける。
※2024/8/18(日) 23:59まで
海が舞台みたいだし、このクソ暑い🫠夏にやるには良さそうということで買ったらこれが評判通りの大傑作だった。
まぁSteamのレビュー数が10万件超でその内97%が「圧倒的に好評」なのだから、私の駄文で改めて紹介するまでもないのですがw
ちなみにプレステ4・5版も今年4月に出てるみたいです。
あらすじはこんな感じ↓
「ハイブリッド・海洋アドベンチャー」という初めて目にする謎ワードが踊っているが、いざプレイした後ではこの表現は実に的確w
最初は
日中は海に潜って漁
夜は寿司屋でホールスタッフ
綺麗な海が舞台なので夏にぴったり!
この時点でも魚は色んな種類がいるし、ホールスタッフも配膳ミニゲーム的に楽しめる。
ただ、「これの繰り返し作業なのかな?」と思いきや
VIP客向けの料理の材料確保
人を雇って店の運営を強化
海底の古代文明の調査
養殖場で魚を増やす
畑で米や野菜の栽培
…
出来ることがどんどん広がっていくw
このジャンルレスな感じがたまらなく面白い。
しかもこの段階の踏み方がゲーム設計のUXとしてマジでよく出来てる。
ここは見事すぎて思わず感心して唸ってしまった。
「えーと、このメニューのためにこの魚を確保して…あ、あの野菜も必要だから畑に種を植えておかないと。調味料は今どれくらい残ってたっけ?」とか毎朝(ゲーム内の朝)考える。
半ば仕事と同じ脳みそw
ライムスター宇多丸のこの発言もめちゃくちゃ分かるw
※6分20秒頃から
でも宇多丸が言うように怒って帰っちゃったお客さんがゲーム内架空SNSにネガティブな口コミを書いて(まぁ注文を無視したこっちが悪いのだがw)店の評価や集客に影響するというのが面白いし難しい。
ちなみに自分はメインのストーリーを進めるためエビ🦐パーティーの存在をガン無視してたら店の評価が悲惨なことになりましたw
本作には一応メインのストーリーがあって、まずはそれをクリアするのが目標になる。
2Dアクションで操作はシンプルだけど、ゲーム初心者だと結構難しい。
自分は「これ俺の指レベルでクリアできるのか…?」と心が折れかけた時もあったw
まぁそれでも結局クリアできたのだから難易度設定が絶妙ということなのかも。
でも寿司屋の運営やサブで依頼されるミッションが楽しくて気付いたら全然進んでなかったりするんだよなw
いや、でもむしろメインのストーリーを進めるために漁や寿司屋の運営を効率化して負担を軽減しておく必要があると言うべきか。
(その効率化の過程がそのままゲームになっているUXが美しい)
ストーリークリア後も寿司屋の運営は続くし、図鑑コンプリート的な要素もあるのでまだまだ楽しめます。
さらに!今なら何とゴジラとコラボした期間限定の追加コンテンツも配信中
とはいえ海にゴジラが現れるとかその程度のアレかなと思ったら、Gフォースのミキ隊員!
もちろんこれは平成ゴジラVSシリーズのヒロインの三枝未希の引用・参照である。
日本では今年公開された映画『Ike Boys イケボーイズ』でも演じた小高恵美に言及する(単なるオタク語り?w)台詞があった。
それぐらい特撮ファンの間で神格化されたヒロイン。
作り手はなかなかの変態と見たw
そもそも登場するゴジラもVSデストロイア仕様のバーニングゴジラですからねw
カッコイイ!
怪獣図鑑も無事コンプリートできました。
昭和から平成を彩るラインナップが泣かせてくれます。
あれ?1954年の初代ゴジラは図鑑には載ってないのか…と思いきや…?
コンプリートしてのお楽しみ。
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