心は




ボクの心は
弱っていた
街を
トボトボと
1人歩きながら
和やかな
すれ違うカップルを眺め
2人で
過ごせる時を
夢みてる

君に
何か届けたくても
届けられるモノは
ただ
ボクの想いだけで
きっと
不要なんだ

恋人っていいよね
2人で共有する時
歩み出す道
目指す先
ゴールではなく
幾つもある通過点
平坦な道だけではなく
曲がりくねりった
勾配の急な坂道
舗装されていない
悪路だったり
何があっても
隣に居られる
心の支え

君の心の支えに
なりたくても
ボクは
なれていないし
そんな価値もない

ボク
好きだけでは
君のそばに
近寄る事すら
許されない

好きすぎて
互いの好きが
重なるのに
踏み出せない一歩

でも
その一歩を
踏み出せれば
先に行かれる
ただ
その一歩が
遠く、重たくて

それでも
進みたいと思えるのは
君だから




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