【飲食店店長】高校生アルバイトを採用したら、保護者とも仲良くなるべし【経験談】
こんにちは、まさえです。
今回は私がファミレスの店長をしていた時の経験談。
高校生アルバイトさんに長く勤めてもらうためにした工夫のひとつを
書いてみます。
高校生アルバイトが辞める理由
私が店長をしていた店では、高校生から60歳まで(私が働いていた当時)
幅広い年齢層の従業員さんがいました。
高校生は「初めてのアルバイト」という子も多かったので
働いてお金を稼ぐことの楽しさや大変さを学んで欲しい
という気持ちで採用をする日々。
できるだけ短期間での退職率は下げたかったので
面接でも適正チェックは厳しくして
採用後のフォローもしていたつもりでしたが
新人店長時代はそれでも辞めていく子が
たくさんいました。
高校生の辞める理由として最も多かったのが
「成績が下がって親にバイト辞めろと言われたから」
もちろんその理由が全て真実とは限りません。
けれどその理由を潰してしまえば
辞める子は減るのではと考えた当時の私。
まずは「成績が下がった」「親に辞めろと言われた」という理由を
なくそうと考えたのです。
また正月やGW、お盆といった繁忙期のシフト作成時に
「おじいちゃんの家に行くから、親に正月はバイト休めと言われた」
も合わせて回避しようとも考えました。
保護者と仲良くなっておく作戦
そこで高校生を採用するにあたり
『保護者にきちんと理解をもらうこと』を
自分の中で条件としました。
面接の合否は電話連絡で行っていたので
なので、採用を伝えた上で保護者に電話を代わってもらい
「○○の△△店店長のまさえ(本当はちゃんと名字で)です。
今回○○さんをアルバイトに採用させていただきました」
ときちんとご挨拶。
その上で雇用条件、勤務内容などを伝え
・定期テスト前〜期間中も最低1日3時間の出勤協力
・正月、GW、お盆などの繁忙期の出勤協力
を確認しました。
また、ここでご家族の情報やアルバイトへの理解度も合わせて確認。
ご了承いただけなければ、採用も取り消さざるを得ないかなと
思いましたが、ご了承されない保護者はいませんでした。
勤務が実際に始まった後も「今日は親が迎えに来るんです」という
話を聞けば、可能な限り駐車場までご挨拶に行きます。
このように工夫したことで、高校生の短期間での退職率は
かなり下がったのです。
もちろんテスト前の休みは本人の希望に応じて
全休させることもあったし、逆に増やすこともありました。
最近感じたこと
昨今のコロナ禍が尾を引き、私のいたファミレスも
人手不足が続き、時々ヘルプに行っています。
こんな時だからこそ、従業員さんともっと
コミュニケーションを取って
短期間での退職を防いだり、稼働率を上げられるよう
店長の皆さんには頑張ってもらいたいなぁと思いました。
ファミレスは「日常のささやかな楽しみ」を提供する
とても素敵な場だと思うので。