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少し動くと、異常なほど頭から汗が出る、顔から汗が出るのは「暑熱順化」ができていないサインです。見過ごせない熱中症のリスクについて

足と靴の未来開発ラボ アシタスタイル、代表の井手口です。

猛暑が続きますが、ご体調はいかがですか??

おかげさまで、私は、とても元気です。

元気にしていられる理由はちゃーんとありましてね
    
◎努めて無理をしないようにしています。
◎意識的に忙しくしないようにしています。
◎早め早めに休養しています。
◎毎日歩いています。
◎毎日ストレッチしています。
◎しっかり睡眠が取れています。
   
それで、体調を崩すことなく済んでいます。
       
昔はとにかく無計画だったし、闇雲に、がむしゃらに、倒れるまで働いていましたからねー、バカですよねーー。。。

そんなおバカな井手口ですが、頼ってくださる皆様がいてくださることで、アシタスタイルは成り立っています。
ほんとうにありがとうございます。
    
   
さて、昨日サロンへお越しになったYさんが言ってくださいました。
「先生のブログが楽しみ」「興味深くて面白いです」「先週の猛暑対策の記事も良かった」そんなリアクションが、とっても嬉しいんです、私。

調子づいたところで、Yさんへ訊ねます。
    
「気になるご体調は、ありますか? Yさんがお知りになりたいことを次のブログで書きますよー」と。

すると、頭から顔から汗が噴き出して止まらない、『汗のかきかた』が話題になりました。

ん?

あれ?

そういえば、うちのマネージャーあきちゃんも、最近、「社長ーー!!もうーー!!これーー!!見てーー!!頭から汗が流れてくる!!おっさんみたいな汗のかきかたを、するようになったんですけど、なんでですかね???」て、しょっちゅう言ってるなー。

実は、頭から、顔から、滝汗が流れる現象、井手口は、去年、体験しました。

ですが!
今年はもう頭や顔からだけ滝汗をかくことはなくなりました。

「井手口は、なにをしたの???」って思いません?

知りたくないですか?

知りたいですよね?(強制ww)

ということで本日のブログは、「頭から顔から滝汗がでる原因とその解決法」です。

頭から顔から滝汗をかく理由

ちょっと動いただけで、異常なほど頭から汗が出る、顔から汗が出るのは、「暑熱順化」ができていないサインです。


◆暑熱順化できていない=熱中症になりやすい状態です。
からだの内側へ熱がこもり体温が上昇しやすい。汗の塩分濃度が高く体内のナトリウムを失いやすい。

◆暑熱順化できている=熱中症になりにくい状態です。
からだの熱が放出され、体温が上昇しにくい。汗の塩分濃度が低く体内のナトリウムが失われにくい。

暑熱順化とは?

「暑熱順化」とは蒸し暑い環境に身体を適応させることです。

暑い時期に熱中症が増えるのは、気象条件の変化に、身体が適応できない。つまり「暑熱順化」できていないのも、一因です。

熱中症にならないためにも「暑熱順化」を積極的に行うことは、欠かせません。


想像してみてください。

50代より上の世代は全員知っているであろう事実ですが、かつて、自動車に、クーラーは付いていませんでした。

今放映されている大河ドラマの舞台は平安時代ですが、家屋には、壁や扉が、ありません。
あけっぴろげ。

沖縄の伝統的な家屋も、台風の時に閉められる頑丈な雨戸を携えてはいますが、
基本、あけっぴろげ。

昔は、人の暮らしと、自然環境がとても近かったですよね。


快適空調の効いた屋内で過ごす時間が多い、現代社会、しかも、空調を効かせるために密室にする暮らしでは、季節の変化に伴う気温の変化に対して、身体が慣れないまま、夏を迎えることも珍しくありません。

昨今、春や秋が短いと感じませんか?

しかも、涼しい日と暖かい日が交互にやってくる、激しめな春と秋。

冬から突然、夏へ移行するような、気候や一日の中で、夜間と日中の気温差が10℃以上など、身体が慣れるどころか、気温に振り回されて体調を崩す場面も多々ありますよね。

ということで

【暑熱順化するには】「やや暑い環境」で、「ややきつい」と感じる強度で毎日30分程度の運動(ウォーキングなど)を、しばらく続けることが効果的です。実験によれば運動を始めて数日後から順化(暑さへの慣れ)が始まり、2週間程度で暑熱順化が完成するとされています。

環境省:熱中症予防情報サイト「熱中症環境保健マニュアル 2022」より抽出
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汗をかけない身体は、論外です。
なぜなら、それは、体温調整ができない身体だからです。


まずは、汗をかける身体に作り変える必要があります。

寒い冬に比べると、暑い夏の方が断然、汗のかき始めが早いですよね。

同じ体温でも、かく汗の量が増える春や夏を利用しながら、より効果的に体温調節ができる身体にすれば、結果として、冷えも無くなりますし、寒い冬場も、寒くなく、乗り越えられるということです。

現代人は、ただでさえ運動量が減りがちです。

さらに、頭脳労働(テレビ、スマホ、PCを見る行為)が増えたことで、いつも、頭へは血が昇っています。

頭に昇った血は、下げる必要があります。

結局は、頭寒足熱

答えは、至ってシンプルで、やるべきことは決まっています。先人が伝えてきた「頭寒足熱」を、当たり前に行いませんか?


歩く必要があるのは、身体の調子を整えるためにも欠かせない運動だからです。

頭から顔から汗が噴き出すことで「更年期?」と思っている方、それ、更年期のせいだけじゃないですよ。

他にも、「歩いているのに体調が一向に改善しないなぁ」な方は、足を適切に使って、足を働かせて、冷えや浮腫みを消滅させる身体をリラックスさせる歩き方を習得する必要があります。

不調が改善しない自己流の歩き方では、健康効果は望めません。足そのものを本来あるべき形に整えていくことや、足元からの骨格改善で歩行の質を上げる必要があります。
それで、アシタスタイルは「足と歩行の未来開発ラボ」なんです。

ご不安な方、もっと知りたい方H、ぜひ、ご相談にいらしてくださいね。

◆関連記事はこちら「5時間歩き続けて身体に起きた、いい変化」

 

最後までお読みくださりありがとうございます。
Yさん、ブログネタをなるご質問を頂きありがとうございます。

それでは、また!

足と歩行の未来開発ラボ:アシタスタイル
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