「ジャンクアートは、ジャズみたいなもの。」
高下先生に「ジャンクア―トとは」と聞くと、そんな答えが返ってきた。
ゴミだったものに、アートという命が吹き込まれる。その過程には様々な魅力があるようだ。
今回テーマだけを与えて、作り方などほとんど教えず、自由に作ってほしいと投げかけた。
子供たちは、最初戸惑うが、様々なごみからインスピレーションをうけ、選び、形にしていく。迷い考え選ぶ、そこには即興的感覚が生まれている。まさに「ジャズ」なのだ。
気が付くと、子供たちの戸惑った顔がいつの間にか夢中な顔つきになっていた。完成形に近づくにつれ、笑顔が見えてくる。アートの根源、発想の種がそこに芽生えて来たことを感じた。