沈黙は金
昨日から、「こころの対話 25のルール」を読んでいた。
たくさんの発見のうちのひとつは、「沈黙は金」であったということ。
この言葉は、書籍に出てきたわけではなく、私が、読み進めながら思い出したものだ。というのは、私は、相手から話を聞いているときに、何かまともなことを返さなければ、忘れないように言わなければと、常に思考を働かせて、結局、きちんと話を聞いていないことが多々あった。さらには、沈黙するというのは、本音を伝えることを我慢する、違和感を覚えても見ぬふりをした方が、損害が少ないという解釈をしていた。
つまり、したくないけど、保身や損得を考えてする選択。
しかし、ここで思う沈黙は金とは、話をきちんと聞かないで、何を返答しようかばかりに向かう思考を鎮める、まずは落ち着かせることが、金、つまり、何某かのよいことにつながると解釈できた。
それなら、とてもしっくりくる。
そして、前向きに沈黙を選びたいと思った。