定点観測
今日は、友人の子どもの誕生日を祝った。
そして、ちょうど一年前に何をしていたか、この一年どうしたなど、いろいろと考えた。
端的にいうと、昨年の10月から試される日々が始まった。新しい仕事が始まり、当時の婚約者に対して、「何かおかしい」とモヤモヤした感情がで始めた頃だ。
いま思うと、人生の変化が始まった合図だった。
そして、一年が過ぎ、婚約は解消し、私は、再度、婚活をしている。
しかし、年齢を重ねて、一般的には、婚活市場で確実に不利になったのに、いまが一番いいタイミングだと思える。
それは、この一年で、公私共に起こった様々な出来事が、自分にとって、糧にしかなっていないと深く信じられているから。男性といわず、人の見る視点がガラッと変わったから。
その変化とは、より自分軸を意識しながら、人の言動を判断できるようになったこと。
その自分になるために、考え方のクセや思い込み、一方的なジャッジを外すよう意識した。
三歩進んで二歩戻るような日々の中で、ふりかえれば、より自分らしく心地よく在れる方へ自分を動かすことができた。
見た目には、大きく変わらないだろう。
別人になったわけではないし。
ただ、独りよがりとは違うこの感覚、確実に自分に寄り添えているこの感覚が、私に自信を与えている。
定点観測で、自分の中の小さな変化に気がつくことができて、ありがたさを感じつつ、これからも、地道に続けていこうと思った。