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技術は、誰が継いでいくのか。

歴史のある神社だかお寺は、20年くらいごとに計画して立て直すと聞いたことがあります。20年以上放置すると、修理できる技術者がいなくなってしまうから、技術を継承する意味でも、お寺を立て直すそう。
(注:数少ない友人経営者の高橋さんが伊勢神宮と教えてくれました)

聞いた話なので真相は定かではないですが、長い歴史の中で20年ごとに治すというサイクルがちょうどいいということになったらしい。確かに20年もすりゃ技術は失われてしまうように思う。

さて、今後、AIなどのおかげであんまり人間が仕事をしなくて良くなったとして。もしくは当たり前にAIありきで勉強するようになったとして。そもそもAIをメンテできるような技術って継承されるんだろうか。

先日も大規模な障害で大変だった銀行システムに使われている言語COBOL。この言語を使える若手の技術者があまりいない。
銀行システムのような、自分達でもよく分からないけど動いている何かに支え続けられていくんだろうか。
自己修復すら、AI自身がプログラムするからいいのかもしれませんけど。

何にせよ、何だか分からず動いているものというのが増えない未来だといいなと思ったりしています。

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泉水マサチェリー
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