潰瘍性大腸炎からの大腸全摘日記 ⑮:「潰瘍性大腸炎期の記憶」

術後の酷い脱水症状に耐えてる時から、どれだけ潰瘍性大腸炎の症状に苦しんでたかはすっかり忘れてたし、今も「あの頃、どんな生活を送ってたか?」は正直、よく覚えていない。いや、勿論覚えてるけど、実感として「大変だった」という印象がないくらい忘れてしまっている。

ストマ生活がそれなりに面倒だということもあるとは思うけど。

そんな中、Evernoteがサブスク登録しないと新規の記事が書けなくなり、それもまあまあ高額(本人比)だったので、他の日記ソフトを探してiPadで日記を書くようになったんだけど、具体的にいつから日常生活に支障が出だしたのか?を確認する為に(noteのプロフィール記事を書く時に確認したんだった、そういえば)久々にEvernoteを立ち上げたら、1週間のお試し期間を登録しないと過去の記事を見ることすら出来なくなってる。仕方なくお試し期間「Try」を押して過去記事を確認したけど、「…これ、1週間経ったら読めんくなる?!」ということに気付き、データを書き出す方法を検索&実践して、無事、テキストで書き出してMacのメモに登録出来た。

で、何となく「今使ってる日記ソフトに読み込んでみようかな」と思って、過去の日記を読み出したら…いや、これ、アカンやろ。。。

我ながら、よくこんな状態で毎日過ごしてたな、と関心するやら、呆れるやら。。。


毎回、電車移動が切迫感との戦い

帰宅後は疲れて起きてられない

夜中は1時間〜1時間半おきに起こされる

以下、幾つか抜粋を。

今日は出掛ける前に足止め食らった。淡路でどうしたら良いのか分からない状況に追い込まれるし。それでも大事故なく過ごせただけで良い、と考えるべしか。

危機感というほどでもなかったのかも?だが、常に落ち着かなかったのは事実で、恐怖に怯えてたというか何というか。出掛ける前からスッキリしなくて、正直、本当に辛かった。

今日も一日中、落ち着かなかった。昼寝から中々起き出せなかったし、起きた後もダル過ぎて参るどころか、その状況に我ながら引いた。「いつまでこんなことしてんねん?!」と。

と、ほぼ毎日のようにこんなことが書いてあって、結構、引いた。

僕の場合、熱が出たり、強烈な痛みに襲われることはなく、自覚症状としては「いつトイレに呼ばれるか分からない」という切迫感のみだったけど、そのうち、その切迫感をコントロールする為に、飲まず食わず(水も飲まない)で出掛けるようになる。

「何とかなってるし、休むわけにもいかへんし」みたいな感覚で乗り切ってたんだと思うけど、どう考えても普通じゃないよね。。。

今は申し訳ないくらいゆっくり過ごしてるけど、↑こんな状態で数年過ごしてたので、ちょっとはゆっくりしても良いのかも、などと思った、って話。


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