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『SUNBURST〜我武者羅 / Loudness』 リスニング・パーティ・レポート的レビュー

前から1度やってみようと思ってた、リスニング・パーティのレポート的レビュー。ギター中心にまとめてみた。

1.Rising Sun
バンド全体の音像はまとまっているのにちゃんと分離して聴こえる。それぞれの音が凄く良いと感じる。ギターはタイトなような、ファズっぽいような、そんな感じ。

2.OEOEO
サビのバックでいきなりのタッピング?!ソロのフル・ピッキングはキレッキレ!正直、前作では、若干「やりたいことは分かるけど…弾き切れてない?」と感じる部分もあったけど、そいう印象は全くない。

3.大和魂
'80年代風のタッピング満開のキメ・ソロを正確にやってくれるのは嬉しい。「その場のノリで」とか言って、適当になる人が多いから。コンプ感強めな印象は、数年前に弦が変わったと言われた後で出た初期録り直しのアルバムから感じるようになったけど、このソロでそれを凄く感じた。

4.仮想現実
凄いロー感。アンプからどんな音が出てるのか、目の前で聴いてみたい。ソロはワウか。

5.Crazy World
2部構成の後半のリフが、何となく極初期を思い出させる気が。ギター・ソロのバックにバッキングが入ってないのにこの音圧!ベース・サウンドが良いからか。全編こんな感じが良い、と感じる。

6.STAND OR FALL
イントロのジャランはベース?3連のリフは、物凄くタイトなリズムとは言えないけど、独特のノリを感じる。「縦の線が合ってれば良いというわけではない」ということか。

7.The Sanzu River
高崎氏の歌、絶叫コーラスの印象しかなかったので、歌が始まったら良い意味で「おっ?」と思ったけど、途中からは絶叫…「Crazy Night」のコーラスとか、正直、聴いてて怖い。

8.日本の心
こういう速い曲は上がる!ツー・バス・ドコドコではないヤツ、ラウドネスっぽい。深いリヴァーブ掛かっての「おーもーてーなーしー」を理解出来るにはまだ時間が掛かりそう。単音リフのピッキング・ハーモニクス掛かりまくった音を聴いたら、一発で「高崎晃!」って分かる。

9.輝ける80's
イントロのベース聴くと、もうちょっとローが出てない方が僕は好みだと確認出来る。これはこれでカッコいいけど。

10.エメラルドの海
ポップス感溢れる曲。サビのメロディをギターでユニゾンとか。

11.天国の扉
タッピングを思わせるシンセからの、メジャー・キーなリフ!『Hurricane Eyes』以降、しばらくこういう曲が入ってた印象。いや、「Let It Go」もこれ系っちゃあこれ系か。ソロは歌メロをなぞりつつ、2周目からハモり。ダビングでハモるの、お嫌いだったのでは?アウトロの「サー」、物凄い歪んでるのね。

12.All will be Fine with You
オルガンに萌える!アルペジオのバックに白玉のオルガン、カッコいい。キメ・メロ率、高いなー。オクターヴ上がって2回繰り返す、とか。

13.Fire in the Sky
イントロのハーモニクス、メチャ綺麗に出るな。凄い!

14.HUNGER for MORE
凄い空間を感じられる音像。ドラムの仕上げ方による?ギターもベースも、他よりはオンじゃないように感じる。ギター・ソロ、速いフレーズでハモると、コンプ感をより強く感じるみたい。

15.The NAKIGARA
サビ、ベースが歪んでるのか?!これは凄い音してるな。

16.wonderland
アコギ・ストロークが出てくるの、このアルバムでは初?「これが最後の曲かー」って印象。不完全燃焼感は否めないのが正直なところ。


日本語詞が気掛かりではあったけど(<僕は英詞の方が良いと思ってる)それよりも何よりも「世界のTAKASAKI」の気合満開のギターに感激せずにはいられなかった。何回も言及してたように、独特のコンプ感は気になるけど、一聴したら高崎晃だと分かるサウンド / ニュアンスを感じると、自分が何でギターを弾いているのか?を思い出させてくれる気がした。

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