潰瘍性大腸炎からの大腸全摘日記 ㉒:ストマ閉鎖に向けた検査諸々
「造影剤を使った撮影」とだけ説明されてた今日の午前中の検査、入院中にも1回経験してたので、同じような感じ=何かしらのドリンクを飲んでのレントゲン撮影だとばかり思っていたが、実際は消化器クリニックで受けてた内視鏡検査と同じような感じだった。
が、ずっと横を向いていて、自分が何をされているのか?は全く分からなかった。どうやら肛門に繋がっている小腸が細くなっているようで、上手く奥まで入らないみたいなのは伝わって来るが、何をされているのか?は分からないまま終了してしまった。
説明に「アクセサリー類は外して」に加えて「ヒートテックはダメ」と書いてあったので、検査着に着替えることから想定外。受付票には「15分」と明記されていたけど、検査室を出て着替え終わったら30分以上が経過してた。スムーズじゃなくてスマヌ。。。
内視鏡検査時のような違和感や痛みは全くなかったけど、とにかく物凄い力で押されている。何度も「痛いですか?」と聞かれる度に「痛くはないですけど、圧迫感が…」という答えをしてたが、あれ、指を突っ込まれてたのか?正直、もう恥ずかしいとかいう気持ちは全くないが、あの長時間、指を突っ込まれて圧迫され続ける構図は些かシュール過ぎる、と感じずにはいられなかった。いや、真相は確認してないけど。
最後に「内視鏡、細いのにしようと思いますけど、もうちょっと突いときますね」とか何とか仰ってたので、そんな感じだったんだと思ってる。
想定してた内視鏡検査に極めて近い検査が終わってしまったが、果たして昼からの内視鏡検査はどんな感じになるのか。ここから実に3時間待ち。。。
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で、内視鏡検査へ。
ここでも検査着に丸着替え。ヒートテック着て来ても良かったやん。。。
検査室に入ると、偉っぽそうな先生(違う白衣を着ておられる)が登場し、「ちょっと拡げる」という表現だったかどうだったか記憶が曖昧だが、どうも狭くなった小腸を拡げるエキスパートだったようで、内視鏡も担当していただいた、午前中に悪戦苦闘されてた先生が「全然違う!」と感激されてた。
エキスパート先生も物凄い圧迫感だったけど痛くはなかった。その「狭くなってる」がどの程度かは判断出来ないが、「今度、ストマ閉じる時、全身麻酔の状態で拡げ解きますから」と言われた。腸液はずっと出続けてたので、それなりに活動してると思ってたけど、やはり使わないと狭くなるのか、小腸。。。
検査の結果は来週、改めて聞きに行くことになってるけど「お腹は綺麗ですよ」と仰ってた。消化器クリニック時代の内視鏡検査みたいに目の前に画面があって確認してたわけじゃないけど、遠くにある画面をチラ見してたら、確かに潰瘍性大腸炎時の大腸のような腸壁ではないことは分かった。
何事もなく再手術まで漕ぎ着けて、術後のトラブルも最小限であることを願わずにはいられない。常に不安を抱えているわけでもないけど、考え出すと、正直、不安しかない。