MLB投手のトミージョン術と再々建術(Revision)
野球肘で最も多い手術介入がトミージョンと呼ばれている肘の内側側副靭帯損傷による再建術です。1974年にFrank J. Jobe医師によって初めて執刀され、その時の患者がメジャーリーグ(MLB)のTommy John投手でした。彼は再建術後にMLBで164勝を挙げ、このことからトミージョン術と呼ばれるようになりました。肘の内側側副靭帯は前腕小指側の尺骨(ulna)に付いていることからアメリカではUCL(ulnar collateral ligament)と呼び、その損傷を