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店をオープンするまで / (14)造り込み(内装造作の現場)

アタマで考えるのも好きですが、やっぱり物理的に形になっていくさまは見ていて高揚します。ましてや自分でプランニングした自分の店。創作物やプロダクトが出来上がっていくプロセスを見るのもドキドキするのでぼくは好きです。

次の6枚は、2017年5月25日に初めて訪れた不動産屋さんに、初めて物件を案内してもらったときの写真です。

床材、シンク(+なぜか洗濯パン)、便器、手洗い器+鏡が前に賃借されていた方の残置物で、これらの所有権はその時点で大家さんにあることは物件の契約をする前に確認しました。当たり前ですがガランとしていますね。おとなりには大人気のパン屋さんがあって、コーヒー一本でやろうとしているぼくにとってこんな奇跡的なめぐり合わせがあるのかと驚きました。

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2017年8月4日。物件を契約してから、内装設計と施工管理担当の方に最初にイメージしてもらった図面です。現地でさらさらと手書きしてくれました。バーカウンターなどの造作一式をしてくれるぼくの20年来の友人で家具職人・木工作家の宇野剛さん(Instagram:@gomezroom_woodwork)と、ぼくと3人で打ち合わせをしました。

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図面上、厨房の形はいまとほとんど同じですね。この段階でお手洗いは手洗い器のある前室とトイレ個室とを区画してもらう件(営業許可の設備条件)を盛り込んでもらっています。この図面をもって、あらためて区の生活衛生課を訪問して営業許可の要件を満たしているか確認を取りました。

それから大家さんと不動産屋さんから工事内容と日程の説明をあらかじめ求められていましたので、生活衛生課のお墨付きを得て工事に大きな変更のない状況にしてから説明に臨みました。


その5日後、8月9日には宇野剛さんがダンボール模型を作って造作の大きさを実感させてくれました。この模型がイメージを具体的にするのにとても役立ちました。

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この外看板も、写真のタイムスタンプは2017年8月9日。購入した物の中でもかなり初期の物です。作業をしに物件にやってくると、通りかかる街の方々へ告知をするつもりでこれをはやめに軒先に出しました。

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8月21日。設計施工の会社さんと、家具職人・木工作家の宇野剛さんとで、造作資材の選定なども進めていました。写真はカウンターのカラーリングイメージです。

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同時に機械、物品、備品などの購入調達も進めていて、8月は物件で作業をしながら荷受けもしていました。

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施工内容を決めて設計施工会社さんに工事日程を確保してもらい工事を発注。区の生活衛生課の確認と、大家さんと不動産屋さんへの説明も行って、着工は2017年8月28日でした。いよいよ。



初の作業は家具職人・木工作家の宇野剛さん。最初に、バーカウンターなど厨房造作の構造体を作ってくれましたが、これがあっという間に出来上がります。1-2時間です。終端処理までキッチリ。

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2017年9月2日。別の工程も並行で進んでいきます。写真は防音シートを設置しているところ。

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2017年9月3日。カウンターの構造体が仕上がるとお化粧が始まります。まずは側板。ガシガシ、ガシガシ、手作業がていねいなのに速いのです。プラン通り板目をヨコに流して貼ってくれています。これはメインカウンター。

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バーカウンター。

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あっ(という間に)。

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2017年9月4日。お手洗いの改造、防音シートを貼ったあとの天然しっくい塗りの下地、そしてエントランスドアの製作が入りました。

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2017年9月6日。天然しっくい塗り。

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2017年9月7日。カウンターの天板製作です。

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メインカウンターの天板は、客席側の縁を斜めに処理してもらいました。天板をカットしたのではなくサンダーディスクで板を削っての処理です。もう粉塵まみれ。時間もかけてもらいました。

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縁が客席側になだらかに落ちていることで、お客様がここにおかけになって肘を置いたときに、とてもやさしいのです。施工作業に入ってくれる数日前にぼくが大手コーヒー屋さんでこのように処理されているカウンターテーブルに偶然出会い、座り、肘を置いてみて、そのやさしさに「これ絶対にやりたい!」と思ってお願いしたのでした。世の中すべてのテーブルがこれになったら一瞬で世界が平和になりそうなやさしさなんですよ。

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メインカウンター天板の縁の削りも完成。

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2017年9月8日。テーブル天板の塗装も進めてくれています。

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2017年9月9日。これは店内のベンチシート。座面は3枚、背もたれは1枚で作ってもらいました。どちらの面の木目が好きか、などマニアックな好みを引き出してもらいながら決めたことを思い出しました。

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2017年9月10日。厨房正面のハイカウンターを載せるこのL型棚受けも、黒い色で耐荷重性能が高くスタイリッシュという条件の物を探してくれました。ぼくのお願いしたことではなく、ぼくの完成イメージや店自体の色のトーンを理解してくれたうえでなお性能が適切な物をチョイスしてくれました。

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同日9月10日。店内造作がほぼ形になりました。

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遡って2017年9月7日。浄軟水器、エバーピュア・ハイフローシステムのヘッドユニットを取り付けてもらいます。仕様書に満水重量19.5kg(重い!)と書かれていたので、台座を固定するためのボルトを打ち込む位置は荷重に耐える位置をよくよく確認して施工してもらいました。

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このヘッドユニットは白い壁に直接取り付けておらず、壁に黒いしっかりした板を取り付けたうえで、この板にヘッドユニットを取り付けています。これは宇野剛さんの設計で、満水重量19.5kgという重さを面で支えることで耐荷重強度を増してくれました。

ちなみにこの黒い板は、ヘッドユニット取り付けの数日前にサイズを合わせてカットし色味を合わせて塗装してきてくれたものです。その美意識と細やかな配慮が胸を打ちます。

一方、造作施工中に、唯一ぼくが作業進行を見通せず心配でしかたがなかったのがこのハイフローシステムの設置・配管でした。配管施工をしてもらう日に水道屋さんに会って作業を始めてもらうまで心配でした。

このハイフローシステムの器具はコーヒー業界ではわりと一般的なのですが、当時の世間一般では珍しかったためか水道屋さんがこの器具についてよく分からない、ということになっていたからです。

さらにヘッドユニットを取り付ける作業は水道屋さんも、そしてメーカーのエバーピュア社もやらない(「できない」だったかも知れません。さすがに記憶が薄れていますね。。)というような回答をもらっていて、宙に浮いていた作業でした。窮して、造作をしてもらっている宇野剛さんにお願いしてキッチリ取り付けていただいたわけですが。

配管プランは事前に水道屋さんにも説明・共有できていましたし、ハイフローシステムの仕様書から接続管の口径も分かっていましたから材料の手配には問題なかったのですが、ぼく自身が配管工事に明るくなかったため施工当日まで心配していました・・・でも! 施工当日はプラン通りに配管作業を進めてくれました。珍しく当日までハラハラしていたのでストレス大きかったです。。。。

そして当日2017年9月12日。水道屋さんがやってきて配管接続の作業です。ヘッドユニットの左側が給水口で右側が吐水口。左から水道水が入ってエバーピュア社の高性能活性炭フィルターを通って右側から浄水として出ていきます。写真はヘッドユニットの両側の口にフレキ(シブル)管を接続したところです。

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これが完成図です。施工の完成検査は通水を確認できるところまでと決めていましたので、この写真は通水後の状態です。満水にしてもヘッドユニットが壁から脱落することはなく、その点も安堵の胸を撫で下ろしました。

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ヘッドユニットに接続している銀色のフレキ管はその名の通りとても柔軟に曲げられます。ヘッドユニットの下から装着した5つの円筒器具は、左側からプレフィルター、銀色の3本が高性能活性炭フィルターで、右側の短尺の円筒がスケール抑制フィーダーです。

現場で水道屋さんに、ハイフローシステムの説明書に掲載されている完成図(写真と同じ絵図面)と、現場に届いていた未装着の円筒器具を実際に見てもらいながら、ヘッドユニットにはこのように円筒器具を装着するので左右のフレキ管はこれをかわすように曲げてほしい旨、お願いしました。これらの円筒器具は定期的に取り外してメンテナンスをしますから営業開始後の運用を見越してそうお願いしました。いい具合に曲げてもらえました。

ちなみに、施工直後は右側の浄水吐水口からストレートに配管されていましたが、手洗い器のところに浄水の蛇口をつけてもらう約束だったので、後日このようにしてもらいました。

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・・・そして2017年9月13日! ついにエスプレッソマシンとグラインダーを自宅から持ち込みました。シングルのLA MARZOCCO LINEA-MINIと、LA MARZOCCOブランドのLux D (Mazzer MiniのOEM製品)というエスプレッソ用の極細挽きができる業務用グラインダー(ミル)です。

購入したのは2016年11月。抽出用に貯水しておけるタンクを備えた製品で、ここに持ち込むまでは自宅で動かしていましたが、いよいよ業務用仕様にしますのでタンクではなく水道直結に改修してもらいます。

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コード類のケーブリングと配管のために開孔してもらいます。奥に見える銀色の機械はホットウォーターディスペンサー(BUNN / H5X)、給湯器です。

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ここには大きな開口部を作ってもらいました。この開口部にはノックボックスと呼ばれるスチール製の箱型器具をはめ込みます。箱型といっても今回は底部がない底抜けの物を購入していて、この真下にゴミ箱を置いてコーヒーを抽出したあとのかすをそのままシュートできる仕掛けです。知り合いのコーヒー屋さんにオススメしていただいた方法で、いずれにしても必要になるコーヒーかすを処理するゴミ箱をバーカウンターにビルトインしますので、自分が厨房内で動く動線上から邪魔な物をなくせます。これは本当にやってよかったです。

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2017年9月14日。LINEA-MINIを水道直結にしてもらう改修作業と、ホットウォーターディスペンサーの水道配管が販売代理店の技術員さんによって行われます。

自主的に、作業の完成検査項目をあらかじめ用意しておきました。完成検査について販売代理店との間ではなにも話し合っていませんでしたから、技術員さんが現場で検査をしてくれれば、ぼくの観点で検査したいところが漏れていなければそれで良いですし、検査がないのなら要求する必要がありましたから、これはあらかじめ。

当時のメモにはこう記していました。
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Linea-miniは
・給水確認
・排水確認

・給水は、漏水の有無確認
・冷蔵庫をかわす形の配管経路確認(配管は多少遊びを残してほしい)
・Linea-miniのグループヘッドから従来通りにお湯を吐水できるか
・ボイラーへの追加給水も従来通りに行われるか

・排水は、漏水の有無確認
・冷蔵庫をかわす形の配管経路確認(配管は多少遊びを残してほしい)

H5Xは
・給水確認
・動作確認
・その他イニシャル作業があれば、その確認

・給水は、漏水の有無確認
・冷蔵庫をかわす形の配管経路確認(配管は多少遊びを残してほしい)

・動作確認は、設定温度への湯沸かし確認、吐水確認。

・排水があるのなら、漏水有無確認と、冷蔵庫をかわす形の配管経路確認
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写真はLINEA-MINIの内部。これから水道管を直結してもらいます。

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これは水道管を直結したあとの写真です。LA-MARZOCCOのロゴが貼ってあるパーツがポンプで、奥に見える円筒形のモーターと連動してボイラーへ水を供給します。ポンプをよく見ると、ポンプへ給水(IN)する矢印↓と、吐水(OUT)する矢印↑が確認できます。

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一方で宇野剛さんにはドリップコーヒーの抽出を行うドリップステーションも作ってもらいました。左脇にあるのはドリップ用の業務用コーヒーミルです。

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2017年9月15日。エントランスドアができました。ピカピカです。プラン通り店内がよく見えるようにガラス部分を大きく取ってもらっています。

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2017年9月17日。果たしてこれが現場で初めて抽出したコーヒー・・・のコーヒーかすです。不思議とコーヒーの写真は残していませんでした。

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同日9月17日の夜。マシンの設置を終えて、備品の配置も始めました。かなりサマになってきました。

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2017年9月19日。組立式のスツール、サイドテーブルを完成させて、かなりお店っぽくなりました。

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この9月19日午前10時までに設備としては営業できる状態にしておくことが必須でしたから、なんらの障害や遅延もなくプラン通りにここまでこぎつけられた前日の晩はホッとしていました・・・が、いやいやこの日がオープン日を左右しかねない重大なイベントのある日でした。

そう。区の生活衛生課(保健センター)の担当者が、営業許可の施設検査を行うために来訪するのです。ここで営業許可を出すには不適合な点があると是正指示が出されてこちらで是正措置をするわけですが、是正指示の内容が大掛かりな作業を要するものだとオープン日が遅れかねません。費用は無駄にかかります。

そうはならぬよう1回合格を期して生活衛生課には2回足を運びました。初回はこの物件でコーヒー屋をやろうと思い決めた日の翌日6月5日で、営業許可と、許可を取るための設備条件と、食品衛生責任者などについて窓口の担当者に話を聞きました。2回目は内装造作を最終決定した8月下旬で、最終の図面を持って行き、これなら問題ないですという口頭でのお墨付きは得ていました。そのときに9月19日午前10時の施設検査の日程も決まりましたから、造作作業の工程は9月19日から逆算する格好で組み立てました。しかし、自分の考えが及ばない死角が常に心配なものですからハラハラして検査を受けました。

検査の担当者はまずトイレに入って、前室手洗い器を確認、水が出ることを確認。トイレ個室内にも入りましたが便器の吐水は確認しませんでした。「トイレ広いですね」と。

それから厨房。シンクと従業員手洗いの蛇口から吐水することを確認。浄水用の蛇口について水の経路の説明を求められたので応じました。「なるほど。手洗い場に近いので浄水蛇口が汚染されないように注意してください」と。ついで冷蔵庫、製氷機の中を確認。「床は防水ですね」と。

そして物件内の換気方法を確認。「エアコンと窓ですね」。「厨房内の事務スペースは片付けて、汚染のないようにね」というところで検査が終わりました。

その場で検査担当者から「問題はありません」という旨を聞いたときには本当に安心しました。いまから振り返れば、食事の調理はしませんし直火も使いませんから簡単な検査であっただろうと思いますが、当時はそうは思えませんでした。

これで、営業許可証を出してもらえます。この検査日から2-3日で生活衛生課内での申請書類が決裁されて、決裁後に営業許可証の作成作業があるため、余裕をみて検査日から1週間後の9月26日に営業許可証を取りに行く、という話になりました。

ともあれ法的にも営業できる状態になったことで、このあとオープン日までの準備作業にとても集中できたことを覚えています。



2017年9月21日。店頭のブラックボードをこのように書き換えました。グランドオープンは9月30日(土曜)で、その前日の金曜、つまり平日にプレオープンしてコーヒーを無料で振る舞うことにしたのです。

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目的は、店をスタートダッシュさせるための宣伝効果を期したところもありましたし、ご注文からコーヒーご提供までのオペレーションを確認する意味もありました。無料というのは街の皆さまへのごあいさつのつもりです。話題性も出せると思いましたし、実際のところ21日にこの告知を店頭に置いて、それからこの看板をスマホで撮っていく方々の姿がありましたから奏功したと評価しています。


時間が遡りますが、写真はバーカウンターの側面です。まだ製作中で横倒しにしていますね。造作を担当してくれている家具職人・木工作家の宇野剛さんから、ここに立体的なロゴをあしらったボードを作りたいというありがたいご提案をいただいたのです。

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ロゴのボードのために前面がカットされました。

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裏側から見るとこうです。

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宇野剛さんの設計で、このボードは適宜取り外せるようにしてもらっていて、写真に見える電源口や水道管といったインフラ設備にメンテナンスが必要になった場合、ボードを外した開口部からこれらにアクセスできる仕様になっていました。営業がスタートするとこの空間には冷蔵庫が入りますので、この開口部が唯一のアクセス経路になります。ぼくが見えていなかった部分でしたし、見た目の装飾と実用性をも兼ねたプランで、脱帽でした。

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ロゴのマークを美濃焼のタイルで表現したいという提案でしたので購入して、タイルを一粒一粒選んでいるところです。宇野剛さんと2人で選別しましたがけっこう骨が折れました(笑)。

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2017年9月22日。素晴らしい仕上がりのボードが完成しました。地の白い部分は壁と同じ天然しっくいです。

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ちなみにですが、このタイルの色には意味をもたせてあります。左下から4枚、コーヒー色のタイルはそのまま液体のコーヒーを表していますが、色に濃淡のあるタイルを選びました。深煎りコーヒーの濃い褐色だけでなく、ちょっと明るい色味のマイルドなコーヒーもありますよという表現です。右上の緑色はコーヒーの木の葉の色を、右下の白色はよくみると薄く緑がかっていてコーヒーの生豆の色を思い出させてくれます。そして、中央に配したタイルの薄い桃色は当店のコーヒーを飲んだときに感じることがある甘味をイメージしました。

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同日9月22日。レジカウンター直上にペンダントライトがつきました。お越しくださったお客様に最初にしていただきたいことが「ご注文」ですので、お客様の目線が自然とレジカウンターに向くようにと、ここにつけました。お客様を無駄に迷わせない、迷っていただくのはメニュー選びだけと思っていましたから、図面を引いてもらったときからイメージしていました。

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2017年9月23日。店内に観葉植物を入れてもらいました。この植物関係は当時お花屋さんをしていたぼくの友人が検討して選んでくれました。本当にありがたいです。

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2017年9月26日。プレオープン3日前です。区の生活衛生課へ行って予定通り「営業許可証」を受け取ってきました。また一つ、身が引き締まりました。

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この日は夜までドリップコーヒーの抽出チェック。大詰めです。

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2017年9月27日。プレオープン2日前。店の外看板をつけてもらいました。ピカピカです。

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2017年9月28日。プレオープン前日。カウンター上にコーヒーの紹介カードが用意できて、メニュー表、ショップカード、レジも置けました。ここにきてようやく「物件」、「現場」と捉えていたこの空間が「店」になったな、と実感できるようになりました。

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そして・・・!


(2020/09/20追記)

店をオープンするまで / (12)造り込み(厨房と水回りのプランニング)」で、耐熱のHT管を使ってもらったと書きましたが、このページに掲載している写真ではノーマルの塩ビ管しか写っていません。

実際に配管してもらったHT管はほうきを載せているえんじ色の管です。手違いがあってノーマル管を配してもらったあとにHT管に直してもらいました。ちなみに、HT管よりも耐熱性能が高いのは鉄製の管だという話でしたがさらに費用が高くなるとのことでしたので、管に与える負荷も考慮して適正なHT管を選びました。

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