鈍感力と繊細力
こんにちは、ビジネス書作家のまさしおです。
本日は、鈍感力と繊細力という話です。
昔、職場で「お前は鈍感だな」と言われたことがある。正直、その時はあまり気にしていなかったが、周りからそう見られていたのだろう。世間一般では「鈍感」という言葉はネガティブなイメージを持たれがちだ。
例えば、繊細な人は仕事で最悪の事態を想定し、あらゆるリスクに備えようとする。一方で、鈍感な人は「なんとかなるさ」と楽観的に構え、問題が起きたときの対処が遅れがちだ。だからこそ、繊細さを持つ人の方が「仕事ができる」と評価されやすい。
しかし、以前営業担当の方と話していて、こんな言葉を聞いた。「営業には鈍感力が必要なんですよ」。その理由を聞くと納得した。繊細すぎると、お客様からのクレームを必要以上に深刻に受け止め、本質的な問題を見誤ることがあるというのだ。逆に鈍感力がある人は、一つ一つの事象にとらわれず、大局を見て冷静に対応できる。
つまり、鈍感力は物事を楽観的に受け止められる強みでもあり、繊細力は問題を深く掘り下げられる力だ。このどちらが良い、悪いではなく、どちらも大切な才能だと思う。
私がここで伝えたいのは、自分の性格を否定せず、持っている個性をしっかり伸ばしてほしいということ。さらに、さまざまな個性が集まると、チームはより強くなる。鈍感な人も、繊細な人も、お互いの強みを活かし合えるチームはきっと素晴らしい結果を出せるはずだ。
だからこそ、自分にない力を無理に得ようとするのではなく、まずは自分の得意分野を見極め、伸ばしてみてほしい。それが、あなたらしく働く第一歩になると思う。
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