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ニーズ思考とシーズ思考

こんにちは、ビジネス書作家のまさしおです。

本日は、ニーズ思考とシーズ思考という話です。

ビジネスにおいて、「ニーズ思考」と「シーズ思考」は、どちらが優れているか一概に判断することはできません。

それぞれに特有のメリットがあり、状況に応じて使い分けることが重要です。

ニーズ思考は、顧客の要求や課題に基づいて商品やサービスを設計するアプローチであり、顧客満足度を高めることに優れています。

一方、シーズ思考は、企業が持つ強みや技術を基に新たな市場や価値を創造するアプローチで、革新的なアイデアや商品を生み出すことができる強みを持っています。

例えば、ニーズ思考を活用したケースでは、ある化粧品メーカーが肌トラブルに悩む消費者の声を受け、敏感肌専用のスキンケア商品を開発しました。これは、顧客のニーズに応える形で製品が作られ、ヒット商品となりました。このアプローチは、すでに市場に存在する需要を的確に捉えることで成功した典型例です。

一方で、シーズ思考の成功事例としては、AppleのiPhoneが挙げられます。Appleは、スマートフォンという概念がまだ普及していない時期に、既存の技術を応用し、新しい市場を開拓しました。これは、消費者がまだ気づいていなかった潜在的なニーズに応える形で、シーズ思考の成功を象徴する事例です。

どちらの思考法が良いかは、状況に依存します。

ニーズ思考が効果的な場合、既存市場に即した商品を迅速に提供することが求められます。一方、シーズ思考は、まだ見ぬ新たな市場や顧客を発見する力があります。企業がどの段階にいるのか、競争環境や資源、そして目指す目標によって、どちらの思考法を選ぶかが重要です。

あなたが提供するサービスも「ニーズ思考」なのか「シーズ思考」かを意識するとよいと思います。

私は、ChatGPTという比較的新しい技術を使った
・ChatGPT×資料作成術
・ChatGPT×Kindle出版
という本を出版しましたが、これはシーズ思考を意識しています。

それは、シーズ思考の特徴であるまだ見ぬ新たな市場や顧客を発見する力を活用するためです。

さらに、ChatGPT×資料作成術、ChatGPT×Kindle出版でChatGPTをもっと活用しやすくするために、GPTsを開発中です。出来上がり次第、提供しますので、楽しみにしていてくださいね!


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まさしお@ビジネス書作家
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