2023年の抱負

全くの無名な私が今から書くことに、世間的には何の価値もないだろう。その一方で、誰かの目に触れる可能性があるこの場所に書く自分が、よく分からない。自分の心理を深堀すると、それなりに知人が見ているSNSには記したくないが、全く誰にも知られないのも何だか寂しいというか。知人に痛々しい自分を知られるのは嫌だが、この世で会う事のない誰かに届けばいいななぐらいの感情。
ほんと、よく分からない人間である。

「王様の耳はロバの耳」
と穴の底に叫んだ、あの童話の主人公に近いかもしれない。人に言えない秘密を、どこかに吐き出したいというか。

そうは言っても、大した秘密でもない。要は、人前に出せないネガティブな自分の処理に手を焼いているに過ぎないのであって、何ら衝撃的でない。「唯ぼんやりした不安」を抱いたという芥川の言葉を出すのは、大袈裟か。自分を大きく見せたいのか。くだらない承認欲求なのか。

前置きが長くなった。本題はこうだ。
「自分がつまらない」
やばいな、46歳、立派なおじさんなのに。

自己肯定感の高い人が羨ましい。人と自分を比べてしまう。人との比較に意味がないのは分かっているのに。

子供の頃、何かの機会に、親父から「自分を過信している」と言われた事があった。それ以来だろうか、自信を持つのは良くないという意識が植え付けられたのは。

子供の時分に大人から受ける影響は恐ろしい。その一方で、自分のネガティブ思考を、単に亡父のせいにしたいだけなのかもしれない。どうせうまくいかないと、やる前から諦めている自分がいる。

「血を流しながら、にっこり笑おう」
また岡本太郎の本を読もうか。自分を後押しする言葉が必要だ。

「元気があればなんでもできる」
「バカになれ」
アントニオ猪木の言葉はシンプル、かつ、人生の極意だろう。

今年の抱負。
元気出してバカになって、動きます。


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