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kindle電子書籍の出版完全ガイド~アカウント設定から執筆&出版まで~

スーパーマーケットの新潮流(私の著書) AMAZON購入サイト
出版すると、アマゾンでこのように表示されます。
ご興味あれば、ご購入いただけると幸いです!

はじめに

皆さんこんにちは。私は久しぶりにnoteの画面に向かっています。
今は何だかとても晴れやかな気持ちです。

と言いますのも、ここ数か月は電子書籍の出版に向けて、休みの日には原稿を書いていました。先週、とうとう出版をすることができましたので、そのご報告と、結構簡単に出版することができましたので、noteユーザーの皆さんに電子書籍の作成方法について私の経験を共有したいと思います。

普通に仕事をしながら執筆するという作業は大変でしたが、自分の出版物が世の中に有ると無いでは、世界が変わった程の充実感を感じています。

本を作る、売るということが目的ではなく、自分が何を専門として何を語れる人間なのかを表明する「名刺」が出来たように感じています。
新入社員の時に初めて会社から支給された名刺がとても嬉しかったように、とても自分自身が誇らしい、今はそんな気持ちです。

それでは具体的にkindle電子書籍出版について書いてきたいと思います。

◆kindle電子書籍出版の基本的情報◆
1.本当に完全無料でした
2.Wordで書いて、アップロードするだけ
3.最終的には約3万字で出稿
4.Wordをアップロードして翌日にはamazonの販売サイトに並ぶ
5.表紙デザインを外部委託は2022.2月時点で4000円(税込)でした

1.アカウントの設定方法

まずkindle出版用のアカウントを作成する必要があります。
コチラにリンクを貼っておきます
アカウント作成についての詳細説明を以下に添付しております。
参考に設定を進めてください。
※本が売れた時の銀行口座が必要です。
ちなみに私は楽天銀行にしました。

2.本の執筆について

まず執筆はWordで進めていきます。
最初にkindle本を書くにあたり、色んな情報を読んで始めたのですが、まずは本にする核コンテンツが無いと本は作れないと感じました。最初に目にした情報では2万字が目安ということでしたが、2万字でも学校で使った400字原稿用紙びっしり買いて50枚と結構な分量となります。脳から溢れ出るくらいの伝えたい情報が必要ということです。

私はこれまで食品小売ビジネスで25年に渡り仕事をしてきましたので、そこで得られた知見を核に様々な外部の業界情報、自分でも色んな調査や取材を行い、その生情報なども盛り込みながら書いていきました。

しかし私も最初に考えていた内容とは最終的には大きく構成が変わった内容となりましたので、最初からあまり考えすぎず、書いていきながら完成に向けて、自由に変更していけば良いと感じました。書き手が苦しんで書いたものを読者が楽しく読めるわけもありません。極端な表現ではありますが、自分で書いてて楽しく、読んでもらえることを想像してワクワクするような文章を書いていきましょう。

~最初に大まかな構成を考える~
【本のタイトル】○○○○○○(途中で何度も変わりました)
【構成】
・プロローグ
・第1章○○○○
・第2章○○○○
・第3章○○○○
・第4章○○○○
・エピローグ

章立てを決めた後は、Wordでどんどん書いていきました。

その時感じた事を記しておきます。

私はいつも買いて慣れている横書きで35文字×30文字(文字の大きさ12P)で書いていくのが良いと思いました。小説などでは縦書きの本が多いですが、ビジネス書や研究書などを見ていただくとわかりますが、市販本でも横書きのものも多く出版されています。※ちなみにnoteも横書きですもんね!

注意事項

①アップロード後のフォントは明朝体とブロック体しかなく、読者がそれも自由に選ぶ仕組みになっているので、こだわったフォント(字体)にしてもあまり意味がありません。

②表示される行数などは読者のデバイス(専用タブレット、スマホ、パソコンなど)に応じて変更できる仕組みなので、こだわって改行などをしてもあまり意味を成しません。章間も空けすぎると本に空白地帯ができるだけとなります。(これが非常に難しいです)

③EXELで作成した図表のコピー&ペーストはアップロードするとバグりました。解決方法としては、EXELを”画面スクショ”して必要箇所のみトリミングして貼り付けるとバグりませんでした。

④電子書籍用の目次の作成が必要
目次の作成方法を以下詳細を添付しておきます

まずは、Wordで執筆を始めることが第一ステップです。どんどん書いて行ってくださいね!それでは次回は、私がどの様に本のコンテンツを作っていったのかということについて書きたいと思います。

3.コンテンツの作成方法

①書くテーマを詳細に決める
※私の場合はスーパーマーケット業界と宅配業界について書きました。自分の仕事を領域とすることで仕事上で手に入る業界情報の知見を活用することができます。しかし自社のデータは使えません(秘密保持義務があるため)ので、勤務先のデータは一切使えないことを知っておいて下さい。
かつテーマを狭くすることで非常に書き易くなります。私は「スーパーマーケットの価格設定」という領域にフォーカスしました。

②書籍やインターネットで関連論文や記事を読み込む(インプットを行う)
※良質なインプットが最も大切です(20以上インプットは必須です)。
時間がある方は非常に有利。私は仕事が終わってから、または休みの日に時間を作ってインプットしていました。「時間が欲しい」が心の声でした。
また自分と同じような問題意識を持っている人が必ずいますので、参考にしない手はありません。完全オリジナルなんて有り得ないです。

③インプット資料に自分の意見や取材・調査を重ね合わせて最新事例にブラッシュアップする
※書籍やインターネットの情報は専門的ではありますが一般的な情報であることは否めません。ここに自分の足をつかって取材をしたり調査をしたりすることでどこにもないオリジナルの本ができます。詳しくは巻末の生原稿を読んで頂けると幸いです。

4.表紙デザインの作成方法

電子書籍が出版された時に、購入決定の際に決め手となるのが表紙のクオリティーです。そのため私はプロに頼むことにしました。私が制作依頼をしたのは検索でヒットした”伊那市 街のウェブ屋さん”にお願いしました。

Webで自分好みの表紙を送付し、このようなデザインテイストで・・・とお願いし、何度かやり取りをして完成しました。デザインの変更は何度でもして頂けますし、変更依頼したら翌日にはデザインが届き、レスポンスのスピード感も良くオススメです。以下リンクを貼っておきます。

伊那市 街のウェブ屋さん

そして完成したのが、以下のデザインになります。
名前も本名でもペンネームでも良いと思いますが、私は今後の人生に使用できればと考えていましたので本名にしました。

会社員人生も20年を超えると、自分がいくら素晴らしい仕事をしても、それが会社の名刺(ブランド)があるから出来ていることが身に染みて分かってきます。しかし私も自分が所属する会社の名刺とは別に自分自身の名刺も欲しいと思う様になってきていました。その名刺が自分の著書になると考えています。

おわりに

いつも使っているwordで本を書き、amazonのkindle出版を使って無料で電子書籍を出版できる時代になりました。会社で仕事をするサラリーマンが本を出版し自分個人で販売することができるということはこれまでの日本社会ではあまり事例が無かったことです。本ブログをご活用いただき電子書籍を出版してみてください!


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