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買いたいプリセットに一番ほしいものは〇〇

プリセットを買うにあたって、例えばあの人のような色を作りたい。そんな憧れがあるとともに本当に欲しいのはあの人のような写真にどうしたら近づけられるか?という考えが裏にあると思います。この悩みに対してプリセットを販売している人がいますが、この思考の従来のプリセットには大きな欠点が存在します。

それは買ったとしても理想に辿り着くには手数が多すぎるです。
私はそこに着目してTurner Blendを作っています。


人は解を求めるのではなく道筋を求める。

プリセットを購入するとき、多くの買う人の「理想」への憧れがあると思っています。

たとえば、憧れの写真家と同じような色味を再現したい。その背景には、「どうすればあの色を作り上げられるのか?」という学びへの欲求とともに、そのプロセスを分らなくてもショートカットしたいという隠れた要求があると考えています。それに対し、カラーグレーディングというものは一番個性が出しやすいと同時に、多くのアプローチがあり、組み合わせ次第では無限に近いです。

従来のプリセット販売にもワンクリックでいい感じになる!みたいな販売文句が多いですが、撮影スタイル、露出、ホワイトバランス、カメラの機種諸々の違いによりワンクリックでは到達ができず結果各種パラメータで調整する羽目になります。つまりその写真に対してそのプリセットは解ではあるが、購入者の写真にとっては解ではないからです。
それがプリセット販売の欠点であり、購入を後悔するポイントの大きな原因です。

この工数の多さが後悔を生むのだとすればそこを汲み取って体験を向上してあげるとより良い商品を展開できるようになると思っています。

そこでTurner Blendを作る時は。プロセスの見直しとそれに基づいた構成式の構築を行ってきました。


プロセスの分解と構築

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