2代目愛犬マックについて
こんにちは。
akaです。
前回はお墓参りの事と初代の愛犬ボビーについて書きました。
今日は2代目の愛犬マックについて書きます。
マックは初代の愛犬ボビーが召されてから2年後に生れました。
最初は知り合いの人のところの子でしたが、その人が引っ越しか何かで面倒を見られなくなったので、我が家に預けられました。
私も弟も社会に出て実家の岡山を離れたので、父が母も寂しいだろうと思ってマックを貰ってきてくれたようです。
マックはダックスフンドでふだんは非常に人懐っこく、知らない人でも皆尻尾を振ってすぐに近づいて行くような子でした。
今思い出しても、本当に人が好きな子でした。
初代のボビーも体全体が真っ黒で四つ目だったのですが、マックも体全体が真っ黒で四つ目でした。
最初はボビーの生まれ変わりかな?と思った時も有りましたが、今はやっぱり違ったなと思っています。
なぜかというと
・好きな食べ物が違った
・殆どペロペロ舐めない子だった
からです。
ボビーが好きな食べ物、飲み物は
・チョコレート、焼肉
・コーヒー牛乳
でした。焼肉は本当に好きで、噛まずに飲むようにいつも食べていました。
マックは犬用ささみのジャーキーが大好きでした。
(人が食べるものを意識してあまり食べさせなかったのもあります)
そしてボビーは僕が小さい時に出来た足のケガの部分のかさぶたのところなどをいつまでも舐めるような子でしたが、マックは家族を全く舐めない子でした。
今にして思うとボビーはボビー、マックはマックだったなと思っています。
そして生まれた年代は違いますが、私はボビー・マックともに二人目三人目の兄弟であると、ずっと思っています。
そしてボビー・マックともに我が家の天使だなと今も思っています。
我が家は息子2人の男兄弟でしたが、長男である私が家の中で本当に口数が少なかったんです。
でもボビーとマックが居てくれて家の中を明るくしてくれました。
本当にボビーとマックに感謝しています。
元々はマックは岡山の実家に居たのですが、事情が有り私が34歳になって転勤で愛知県の営業所から神戸の事業所に戻って来た時点で、家を買って母親と暮らすこととなり、そこからマックとも一緒に暮らすことになりました。
当時、私は生産関連の部署で働いていました。自分の仕事上のミスもあり毎日帰宅が深夜12時を越える時も頻繁に有りました。
そんな時もマックは、いつも母と一緒に起きて私の帰宅を待ってくれていました。
今思うと、本当にありがたい事なのです。
でも当時は「自分が残業してしんどい」しか考えておらず、母にもマックにも感謝も何もしていなかった記憶しかないです。
本当に私はバカ野郎なんです。
マックはいつも笑っていました。
犬は笑わないという人が居ますが、私は犬は笑うと思っています。
人間と一緒に暮らすと犬は表情が似るのだと思います。
そして人間が使っている言葉もそれとなく理解すると思っています。
ダックスフンドは人間と暮らすうちに、自分を人間だと思うようになると聞いたことも有りますが、マックもそうだったのかもしれないです。
マックはいつもユーモラスでいつも私達家族を元気づけてくれているような雰囲気でした。
本当に我が家は先代のボビーとマックには助けられました。
犬とか人間とか関係なく、ボビーとマックは私の兄弟です。
母・マックと暮らし始めてから数年して父・母・マック皆体調が悪くなっていきました。
そこから訪問介護の方に協力いただいた介護生活が始まりました。
父がガンを発症したころからマックが頻繁に痙攣をおこすようになりました。
召されるまで3年くらいは痙攣が続き、その都度病院に行って点滴、治療を受ける形でした。
結局水頭症?だったのか病名は不明でした。マックには本当に充分な事をしてあげられず後悔ばかりです。
本当に申し訳ないと思っています。
マックの分一生懸命生きようと思っています。
退職後に、亡くなった家族が頻繁に夢に出て来てくれた事が有ります。
でも今は殆ど出てくれないです。
何故でしょうか。
お世話になっていたお寺の副住職様が仰っていたのは「夢に出る時は私を心配して何かを伝えたい時だ」と言われたので、心配をかけないように毎日真面目にやっていけばいいのだなと思っています。
でもたまには夢に出て来てほしいですね。
今となっては夢でしか会えないですから。
でもマックはずっとボビーと一緒に私のそばにずっと居てくれていると信じています。
副住職様が「話しかければそばにすぐ来てくれる、居てくれる」とも仰っていましたので。
私はこれからも一生懸命生きて、召されたら天国でボビー・マックと一緒に走り回って遊びたいと思います。
でもまだまだ先ですね。
ボビー・マックの分、一生懸命まだまだ生きねばなりません。
治療面でもマックに充分な事をしてあげられなくて本当に申し訳ない気持ちで一杯です。
でもずっと下を向いていてはマックが悲しむので、明るい気持ちでマックの事を偲ぶことが出来るよう努力、精進します。