家族への孝行について

こんにちは。
akaです。

あなたは、親孝行されていますか??

私個人の見解を先に言いますと

【親孝行はしてください。】

私は両親の生前に何もしてあげられなかったです。
出来た方はご両親を旅行に連れて行ってあげたりとかなさって、本当にスゴイと思います。

母に誕生日に思い付きで何か服を買ってあげた記憶くらいしかないです。

私は自分一人で大人になったという思い上がりだけで生きていたんです。
感謝の気持ちなんか何も無かった。

本当にクソ野郎なんです。

でも両親を亡くして、孝行しなかったという後悔に苛まれて生きながらも、両親の分一生懸命生きなくてはという思いはずっと有ります。
やり切れない気持ちで時間は過ぎる中で、私が辿り着いた言葉が

「本当の親孝行は親を亡くしてから」というものでした。

・子供が幸せになることが最大の親孝行

ということを仰っている方も居られます。

でも、私は自分を責め続ける心で頭の中が一杯だったので自分の幸せについて考えることなんか出来なかったです。

だからお墓参り、命日のお勤めなどを引き続きの親孝行だと思ってやっています。
そして
・亡くなった家族の分、毎日ヘラヘラせずに生きる。
・自分に出来ること、やると決めたことはしっかりやる
自分に出来るのはこれだけ。

このように前向きに考えることが出来たのは、辛い中でも本を読んだりして自分なりに学び続けて来たからなのだろうな、と思います。
でも実際やると決めたこともサボってしまったりもあるのでこれは自分の至らない点として改善して行かねばなりません。

なので今「ご家族を亡くされたり、過去の私のように孝行出来なかったご自身を責めてしまって、とてもツラい」思いをされている方におススメなのが
・読書や、自分と同じような辛い経験をされた他の方の著書や、お悩みになっていることに関連した情報発信に触れてみる
・斎藤一人さんなどの啓蒙書に触れてみる
です。
斎藤一人さんはよく「神様・・・が」(※)等のフレーズを使われるので私はあまり見ないのですが励みにはなります。
※私は人間を越える存在は居ると思いますが、神様は居ないと思っています。

励みになるというか、厳密に言うと書物の言葉に「救われる」という感覚です。

よく自分の両親に「老後面倒見ないから」と正面切って言ってる人が居ます。

何を言ってるのか理解できないです。
親孝行しなかった私が言うのもおかしいですが、いや親孝行しなくて後悔を引きずってのたうち回って苦しんだ私だからこそ、説得力を持ってお伝え出来ると思うのですが

あなたが生まれてからずっと
・毎日の食事
・入浴
・着る服
・身の回りの世話
・安心して生活できる環境
・教育
などなど
を【あなたにお願いされなくても】してきてくれたと思うのです(多くの場合)。
当たり前の事ではありません。

私が小さい頃「母親が毎日朝早くから私のお弁当を作ってくれるのは当たり前の事ではないんだ」と父が教えてくれました。
その時には父が何を言ってるのか真意は理解できなかったです。
ですが、今なら分かります。

健康に毎日生活できる 雨風凌ぐ住宅で暮らせる 毎日3食いただける これらのことは決して当たり前ではなく、尊いことです。

親孝行、介護など出来ることはした方がいいです。
それは「恩返し」だからです。

私は両親が生きているときに恩返しをできなかったので、今恩返しをしている感覚で生きています。

私の知人でご高齢のお母様の元を離れて生活を始めた方が居られます。
お母様は独り暮らしでした。
そのお母様は昨年はお元気でしたが、今は病に臥せっておられるとのこと。
その知人は「悲しくてやりきれない」とFaceBookに投稿されていました。
私はこの投稿を読んで
「自分は旅行に一緒に行くとかの親孝行はしなかったが、介護は自分なりに訪問介護の方に協力いただいて一生懸命して来たから、そういう意味での長男としての務めは出来たのかな」
と感じました。

会社員をしながら、訪問介護の方に毎日協力いただいた中での介護でした。
私自身、毎日両親と愛犬が弱って行くのを見るのはとても辛かったです。
人間が不調になるのが深夜・未明の事が多いのか、まともに睡眠をとれずに仕事もする中で介護した時も有りました。
熾烈な毎日で、生きた心地がしなかったです。
でもそんな中、私が自分に言い聞かせていた言葉が有ります。

それは

「辛い シンドいのは俺じゃない  病気の家族なんだ」

というものです。

だから私は何も考えずに感情を持たずに、介護にあたるように心がけていました。
何か感情を自分に持つことを許すと
「しんどいなあ 眠いなあ」などのしょうもない自分の感情が出てくるからです。

約4年の間、父・母・愛犬の介護を行って来ました。
父がガンだと発覚した時に孝行しなかった自分自身を呪いました。
でも最期に父と一緒にガンと戦うと覚悟を決めて父の介護をしてきました。

この4年間の介護を終えて両親と愛犬を短期間で亡くしてから、私は数年の間、抜け殻のようになっていたと思います。

そんな私が持ち直して今は普通に暮らして、過去の自分のように自責の念で苦しんでいるお方のお役に立つ為にこのように記事を書き始めるに至った。

本当に天国の家族が導いてくれていると実感します。

私個人の見解ですが

ご両親に「面倒見ないよ」って言い放つのではなく

・出来る親孝行、介護はする

ことを私はおススメします。

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