スタジアムを夢を与える場所へ #0
久しぶりの投稿ですが、今後進めていこうと考えている取り組みについて、伝えたいと思います。
それは、題名にもある「スタジアムを夢を与える場所へ」です。
スポーツ界の課題
今年は、スポーツチームのスタジアム・アリーナに5箇所行き、そこでインターンに参加、プライベートで試合を見に行ったりする中で、スポーツ界の課題になっている部分を感じた。
それは、
「スポーツチームにおいてのホスピタリティの違い」
これはどういうことなのか。
あるチームで各席に上がる階段にマットが敷かれており、そこに階段に上がるとどの座席に入れるのかが書かれていた。席の案内は多くが壁面に貼られることが多い中で、足元にマットがあるだけで目がつきやすく、且つ分かりやすい。さらに、雨天時、水を吸収してくれるため、階段での転倒防止にも繋がる。
その他にも座席がわからない方を誘導する際、口頭で伝えるチームは多くいる中で、座席の全体図を使って座席位置を教えているクラブなどもある。
「視覚化」することでライト層や年配の方にも伝えやすくなることがメリットとしてあげられる。
最初は、チームごとにお客様の満足度、コア層からライト層、子供からお年寄りの方までが楽しんでいただけるために取り組みを行なっていると感じた。
しかし、ホスピタリティに関しては、チームによって大きな差があることに意味はあるのかと感じた。
飲食チェーン店のように
接客のベース+チームのサービスに磨きをかける
という状態が理想的なのではないかと考えていた。
実際にインターン活動の中でクラブスタッフや関わる方々がクラブごとにどんな取り組みを行っているのかを知らないという現状があった。
もちろんチームの経営状況や地域の特性、スタジアム規模などによって出来る出来ないがあるのは当然だと思う。
しかし、
「知っていて出来ない」と「知らないから出来ない」は意味が大きく違う。
ホーム運営、その他の業務の多忙さは百も承知だが、様々なエンタメが増えていく現代において、サッカーやスポーツが互いに良さを知り、高め合わなければスポーツは衰退していくのではないかという危機感を感じた。今やライバルとなるのはライブやアトラクション、そしてスマートフォンと戦っていかなければならない。
ダルビッシュ有選手の持論
話は大きく変わるが、野球のダルビッシュ有選手のYouTubeの投稿が非常に興味深かった。
シーズン前の投稿ではあるが、自身の投球についての解説やボールの握り方などを公に投稿を行っている。
他のスポーツ選手やチームなどでは考えられないことだと思う。
第一線で活躍する選手が投げ方や考えをここまで話をしていると、人によってはそれが結果に響くからやめるべきだという考えが普通だと思う。
しかしダルビッシュ有選手はYouTubeで話している。
それはなぜか?
1.情報のアップデートに繋がる
2.業界全体を底上げし、ファンをより楽しませたい
この想いがダルビッシュ有選手が自身について発信を行い続けていると仰っていた。
自身が競技者としてさらに高みを目指すためであり、子どもや野球界の未来を考えた発信だということに非常に共感を持った。情報のコントロールはもちろん必要ではあるが、これからのスポーツにおいて新たな在り方を示しているのではないかと思う。
ここから自分が何を言いたいかというと、
スポーツ界ではより情報収集を通して、チームやスポーツの垣根を超えて、互いに高め合うことがより求められる時代になりつつある。
競技に関わる技術、戦術、身体の使い方などの情報が様々な手段で流通するようになった。
しかし事業部側、運営側はどうだろうか?
まだまだ情報の流通は盛んではないと自分は感じている。
だからこそスポーツに関わる方々が見ることが難しいスタジアムでのホスピタリティ施策を取り上げ、スポーツの原点であるスタジアム・アリーナについて少しでもスポーツ界の力になる投稿を今後していきたいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
今後は実際に来場したスタジアムについて投稿を行なっていきます!
スポーツ界がより多くの方に楽しみ、夢を与える場所であり続けるために、ぜひ次回も読んでください!