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MBA Candidate セミナー編

本日は、立教ビジネススクール(RBS)生に向けて行われた特別セミナーについて書こうと思います。星野リゾートで青森屋やトマムリゾートの責任者を務め、見事なV字回復を果たし、今はあの森岡さんが率いている「刀」に在籍して、沖縄北部の新テーマパークの開発責任者を行っている佐藤大介氏のセミナーに参加しましたので、そこで学んだことのポイントを書きたいと思います。
5分もかからないと思いますので、読んでみて頂ければ幸いです。

今回のセミナーは、私自身が企画運営を行いました。RBSのホスピタリティ研究会(ホスピ研)というところに所属しており、ここでは年に数回自主的にセミナーや勉強会を行っています。今はこういった状況なので、オンラインセミナーを中心に行っています。テーマや講師に関して、ホスピタリティだけにこだわらずに、ビジネススクールっぽいものをメンバーで議論して決めて、実行まで担当します。もちろん、メンバーで役割を決めて、みんなで協力しながら企画運営を行っています。

私は、佐藤大介氏のことをネットで見つけ、是非ともお話を聞いてみたいと思っていました。星野リゾートの青森屋の見事な復活劇についての記事を読んだことがあり、興味をもっていました。また、その方が今は「刀」に所属して、沖縄北部に新テーマパークの開発の責任者をやっているというこで、すごく興味を持っていました。私は、森岡毅さんの本を5冊持っていますが、それぞれ何度も何度も読み返したり、森岡さんのセミナーに参加したこともあります。その森岡さんと一緒にお仕事をされている佐藤さんのお話を聞いてみたいと思っていました。また、私の実家が沖縄の北部にあるので、その北部の為に尽力されているとのことで、勝手に縁みたいなものを感じていました。

今年のオンラインセミナーの講師を誰に依頼するか、年初にメンバーと話し合いをしているときに、佐藤大介氏がRBSの教授と別の企画で共演されていたのをネットで見つけて、これはダメもとで聞くだけ聞いてみようと思いました。ホスピ研の一人が、その教授のゼミ生だったので、その教授に頼んでみることとなりました。そしたら、すぐに佐藤さんに連絡をしてくださり、佐藤さんもすぐに快諾して頂きました。結果を出している方々の決断力、行動力はやはりすごいなと感じました。
この様に、個人的に思い入れのとても強いセミナーでしたが、結果的に参加者からの満足度が非常に高いセミナーとなり、大変感謝しております。

さて、その内容についてですが、詳細を書くことは難しいので、私が一番感じたのは、基本はやっぱり大事だということです。①自分を知る、②相手を知る、③他を知る、④「らしさ」を持つ、この4つが大事だと仰ってました。分かりやすい言葉で色々と丁寧にご説明頂きましたが、ビジネススクールっぽく言うと、3Cや5Forces、バリューチェーンなどの分析をきちんと行うことだと理解しました(「刀」では5Cを使ったりすると仰ってました)。知ったつもりでとりあえずやるのではなく、きちんと深いレベルまで仲間と議論を繰り返すことが大切なんだなと、お話を聞いていて感じました。また、論理と共感のバランスが大切だとも仰ってました。
「売れる仕組み」で大切なことは、・認知(存在を伝える、プロモーション)・興味(「らしさ」を伝える、ブランディング)・喜び(「らしさ」で満足してもらう、愛される)・対価(安易な値下げはしない、プライス)の4つがポイントだと仰っていました。
人が何かを買ったり選ぼうとするときに、頭の中でサイコロを振るが、そのサイコロの3-5個の選択肢の中に入ることがマーケティングだと仰っていました。

佐藤さんは、ご自身の生い立ち、過去に苦労された話など、とても貴重なお話を生々しくしてくださいました。是非皆様も、他のセミナーで佐藤大介さんのお名前を見つけたら参加してみて頂きたいと思います。

以上 ありがとうございました。

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