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MBA Candidate「コーポレートストラテジー①」

久しぶりに投稿します。

先日、MBA1年目の講義が全て終了しました。私は普段、講義内容を手書きのノートにまとめてますが、1年の総まとめということで、面白かった講義を振り返り、学んだこと・感じたことを「note」に書いていこうと思います。

先ずは、コーポレート・ストラテジーについてまとめていきます。本講義は、現役の戦略系コンサルタントとしてご活躍されている手塚先生が講師を勤めていらっしゃいます。大きく前半=20世紀型経営戦略論、後半=21世紀型経営戦略論という流れで学んで行きました。

実務で、新規事業の企画・運営を行っている身としては、後半の21世紀型経営戦略論の方が、実態に近いように感じましたが、20世紀型経営戦略論は、『守・破・離』の”守”にあたる様な気がしますので、そういった意味では大変重要であると感じました。今回は、前半の20世紀型経営戦略論についてまとめます。

そもそも戦略とは何か。様々な定義がありますが、自分なりにまとめてみました。「現状と経営目的(ビジョン)とのギャップを埋めるために、外部環境・内部資源を分析した上で、道筋をたてること」と、理解しました。

外部環境分析の際には、PEST分析、5Forces、市場分析等を行います。内部資源分析の際には、バリューチェーン分析、VRIO、7S、財務分析等を行います。また、3Cも外部・内部分析に使えます。

それらを行ったうえで、外部・内部の⊕̠と⊖をまとめたものがSWOT分析となります(内部:強み・弱み 外部:機会・脅威)。そこから、より重要な課題を見つけ出す。良い問いは答えを含むと言うように、ここでどのような課題を導き出せるかに、経営戦略のすべてがかかっている、と言っても過言ではないと感じました。もちろん、機会に対して強みを生かす方法もあるが、現状それが出来ていないのだとしたら、それも課題として浮かび上がってくると思います。

つまり、正しい分析を行い、質の高いSWOT分析を導出し、そこから取り組むべき課題をきちんと見つけることが出来るかどうかが重要であると思いました。

導き出された課題に対しては、いったん網羅的に対策を考えだし、そこから効果の高そうな対策、又は実現可能な対策を選出します。網羅的に対策を考える為のツールとして、ロジックツリーやアンゾフのマトリックスが有効です。

しかし、ここで大事なことは、対策案の選出に、ストーリーが存在していることだと教わりました。最初あまりピンと来ませんでしたが、文脈を意識することだと認識したら、腑に落ちました。ビジョンと現状と戦略に文脈を意識することが重要だと理解しました。何の脈絡も無い戦略は、だいたい上手く行かないものだと思います。

上記が、私が理解した経営戦略のオーソドックスな流れです。

以上

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