意外に大事!学生指導における効率的なフィードバックの時間帯とは?
どーもです。
6月も後半になり、最近は気温が高い日が増えてきました。体自体もまだまだ暑さに慣れていないため熱中症には気をつけていきましょう。
さて今回は学生指導におけるフィードバックの時間帯についてです。
あなたは、学生指導をしているときに、フィードバック(以下FB)の時間帯をいつやるのが実習生にとって効率が良いのかなと思ったことはないですか?
私だけかもしれませんが、FBって意外に体力使うんですよね。
そこで今回は、私が考える実習生とバイザーそれぞれ効率の良いFBの時間帯について書いていきます。
あくまでも私の意見ですので参考程度にしていただければと思います。
効率が良いとは?
時間帯の前に、効率が良いとはどういうことでしょうか?
私は”集中力”だと考えます。
集中力=長時間続くものというイメージはないですか?
実はそんなことはありません。
そもそも人間の脳は集中力を持続させないようにできており、大人でも子供でもイスに座り同じ姿勢のまま1つの作業に没頭できる時間は長くて30分といわれています。
それと、朝をピークに昼から夜にかけて集中力や自己コントロールは徐々に下がっていくことがわかっています。
このように
集中力は続かないもの!
集中力には1日の中でピークがある!
というように、特性を知ることでどの時間帯がお互いにとってFBをするのに良いのかを考えることができるのではないでしょうか。
結局どの時間帯がいいの?
ある研究によると、朝食後30分をピークとした集中力の高い状態はそこから約4時間持続することが明らかになっています。
6時に起床した人なら、だいたい10時くらいまで知的作業に向いた時間帯ということになります。
その後、午後にかけては叙々に集中力を失いやすくなります。
そこを考えると、効率の良いFBの時間帯は午前中が良いのではないかと考えます。
あなたが学生指導をする際は、朝1番のリハビリに行く前に少し時間をとってみてはいかがでしょうか?
FBをする際に気をつけたいこと
あなたがFBをする際に気をつけていることってありますか?
ちなみに私は「伝えるポイントを3つまで」にしています。
なぜ3つなのか?
特に根拠はないのですが、FBをしているとあれもこれもと指摘したくなることもあるかと思います。
ただ、1度に色々言われても実習生は混乱してしまうだけです。そんな状況を私も何度か経験させてしまったことがあります。
その反省も踏まえて、伝えるポイントは多くても3つまでとしています。
他にはFBの時間ですが、先ほども書きましたように、人間の集中力は元々長く続かないので、「ポモドーロ・テクニック」というものを使うといいでしょう。
ポモドーロ・テクニックとは、集中力を持続させ無駄にしない方法で、25分の集中と5分の休憩を繰り返すというようにメリハリをつけながら行っていきます。
このテクニックを使い、FBを1回のうちに何回かに分けて行っていきます。
例えば、朝1・昼前・夕方など。
25分という時間が実習生にとって長いかなと感じたら、15分の集中と3分の休憩といったペースでもいいでしょう。
時間は個人個人であわせていって下さい。
ちなみに、人間の体になじみやすいのは25分+5分サイクルらしいですよ。
まとめ
何だか終始話しが脱線気味だったですが、私の考えるFBに適した時間帯は午前中がいいのではないかと考えます。
人間は集中力の続かない忘れやすい生き物ですので
・時間は細切れに!
・伝えるポイントは3つまで!
を意識するといいでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?