睡眠不足による仕事での損失
創造性、知性、モチベーション、努力、効率性、心の安定、社交性、誠実さ、能動的態度の在り方など。
全てが睡眠不足によって著しく損なわれるのは周知だと思います。
寝不足になると生産性が維持できなければ、問題解決能力を下げ、思いつく解決策の数が減り、そして解決策を展開させていくことを難しくさせます。
これらは睡眠研究において科学的にも証明されている事実とともに、自分の仕事に当てはめて振り返ると納得してしまうこともちらほらあります。
睡眠不足の状態だと結果が出ていないのにも関わらず、ただの自己満足で勝手に努力そのものに価値を見出すように心の中で解釈している気づきもあります。
メタ認知するとこれも自分にとって都合の良い解釈ですね。
睡眠研究に関する著書を紐解けば、自分が寝不足の時は簡単な仕事を選びやすく、仕事の効率が落ちていることも自覚できないそうです。
言い換えれば、自分の能力を客観的に評価する能力が下がり、あらゆることが面倒になるという。
寝不足の時の気分を考えると、これもうなずけます。
そしてきわめつけは睡眠が不足すると、幸福度が下がり、怠惰になり、倫理観まで下がる傾向になるそうです。
感情が抑えられず間違った意思決定をしてしまい、嘘をつきやすく、手抜きする。
睡眠が不足すると仕事のできない自分を作り出すという。裏を返せば、ぐっすり眠れば全ての問題は解決するということです。