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鬱は大人の嗜み?

  facebookを開いてみると、どこで語ったかは分からないが、リリー・フランキーの名言がふと目に留まった。

鬱は大人のたしなみですよ。それぐらいの感受性を持ってる人じゃないと、俺は友達になりたくないから。こんな腐った世の中では少々気が滅入らないと。社会はおかしい、政治は腐ってる、人間の信頼関係は崩壊してる、不安になる。正常でいるほうが難しいですよ。

リリー・フランキーの名言

 多分、このような言葉は、色々と賛否を起こすような言葉だろう。現在進行形で、リアルに鬱に苦しんでいる方々からは、「ふざけんな、嗜むなんて、そんな余裕あるわけないだろ。」と言う言葉が出てくるかもしれない。
 ただ、今の自分には非常に刺さった。とても救われた。多分、HSPとか若干の生きづらさを抱えている人には届くんじゃないか。
 先週、久しぶりに会社に行って、色々と不快な気持ちになった。昨年末も、色々と嫌なことがあった。詳細はここでは書けないけど。
 こんな些細なことで気にしている自分が嫌になる時があるけれども。
 世の中で正常と言われているものが正常じゃないと気だってあるし、その逆だってある。
 世間を騒がしている芸能の件だって、昔はそれが正常の風を装って続いてきたわけだけど、それが世の中に明るみになっているわけだし。

 リリー・フランキーのこんな記事も見つけたので、紹介。
  

 

自尊心が強くて感受性が強くてロマンチックだから学校や会社に絶望したんです。それは鈍感でいるよりもずっといいことです。日本にもいろんな人種がいるし、他人からは想像されづらい状況の人もたくさんいます。そういうことを知らず、人の痛みもわからない人間になるよりはずっといいことです。

上記の記事より引用

 そうだね、自分はやっぱり、自尊心も感受性も強くて、ロマンチスト。正義感みたいなものもあって、色々と絶望的な気持ちになったりもする。

 前に、こんな記事を書いた。

 その時に、「たゆたえども沈まず」という言葉を紹介したが、色々と揺れ動いたとしても、沈んでしまわなければ良いや。

 リリー・フランキーは特別ファンというわけではないが、「東京タワー」を電車で移動中に読んで、大号泣してしまい、周りから奇異の目を向けられたことがある。そんなに、自分は、本とか映画とかで泣いたりする方ではないが。

 電車の中で、読む本は本当に注意が必要である。ドラマと映画はまったくもって泣けなかったが。多分、リリー・フランキーのやさぐれた優しさを脳内にイメージしたので、速水もこみちでもオダギリ・ジョーでは少し違う。大泉洋では、もっと合わん。

 さて、これからも色々なことが起きると思いますが、あまり肩ひじ張らずに、楽しくやっていきますか。

#名言 #リリー・フランキー #鬱  


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