新卒で入社したデジタルハリウッド株式会社を退職します
もうネット上のトレンドとしては過ぎ去っているかもしれないが、各方面へご挨拶が多くなってしまうので、1箇所にまとめた退職エントリを作成することにしました。
インタビュー等や「ごあいさつ」の作成は受けたことがあっても、自分でテキストを起こすのは、初めてだったりします。
デジタルハリウッド株式会社を2022年9月末に最終出社として退職いたします。10月以降は有休消化です。
デジタルハリウッドでしてきたこと
2020年4月からデジタルハリウッドで主に営業を中心にお仕事しておりました。入社してすぐに配属された G’s ACADEMY では、特にFounder である児玉さんとのコミュニケーションやG's ACADEMYの在卒生へのインタビューを通して、自身のバックグラウンドや原点をはじめとして、行動の原動力を考える日々であり、社会人としてのスタートは最高の環境でした。
個人的にその後のタイミングで、UNDERCOVER Billionaire を視聴して余計にチーム作りでも思いの強さは痛感しました。
その後、デジタルハリウッド(専門スクール)に移り、個人営業としての基礎を学ぶことができました。営業における顧客の意思決定における課題感をヒヤリングする中で、多種多様なモチベーションを元に歩んでいるんだなと考える日々でした。
すごく単純ですが、それまでは資本主義経済の中で全員が経済的な上昇思考を元に進んでいるように考えていたので、アイデンティティなど理解できていなかったのかもしれません。
デジタルハリウッド(専門スクール)では、3DCG部のクラブ活動も関わらせてもらいました。当時の参加者はこちらです。https://www.artstation.com/masa57/following
スクールでありながら、課題以外のアウトプットの大切さやクリエイティブはコミュニティから生まれると信念で始めました。ここでは隔週でのレクリエーションを中心とした交流会やP2Pを行う場作りができればと考えていました。
思いが通じたのか、3DCGのクリエイティブでは非常にクリエイターファーストの作品作りに挑戦されている安田現象さん (東京本校卒業)ともライブ配信イベントを実施することができ、少しでもクリエイティブ業界の将来的な価値に繋がれば嬉しいです。
その後はxWORKSという卒業生支援をメインでおこなっている部署に移り、法人営業に関わりました。教育事業がメインの会社でありながら、ありがたいことに関われることができ、さらにハリウッドスタイルを一番感じる部署でした。
他の部署はどうしても学校運営という部分が出てきてしまい、講師や取引先がいてもパートナーシップを作り切るまでハードルがあるように感じましたが、組織作りにそもそもパートナーが大半を占める中で仕事をしていくことは貴重で、もっともっと学びたい場所でした。
退職理由
教育事業を展開している中で、自分のやりたいことに打ち込む受講生の姿を見てきて、新しい世界にチャレンジしたいと考えたことは大きくあります。
そして、2022年4月にVTuberのイベントで会場総来場者が1,000名であり、ライブ配信は700枚ほど売れるイベントの事務局長としてコンテンツに関われた部分は大きくあります。
(当日参加された方々には大変ご迷惑をお掛けし、終了後にもネット上で多くのコメントいただきました。次回以降にフィードバックします。)
元々大学生の頃から関わっていましたが、DeepWeb Underground 単体から始まり、箱になっていく過程とイベントの成功は大変嬉しく思っています。
デジタルコンテンツ産業の成長にもっと関わりたい、プラットフォーマー・教育機関ではなく、作り手を増やしたり、作り手をもっと伸ばせるように資金調達に関わりたいと想いを強く抱くようになりました。(元々大学の専攻がアカウンティングなのもあります)
最後に
入学希望者として、デジタルコンテンツを作ることを目指す方や起業を意識している方にとっては、デジタルハリウッドや G’s ACADEMY は素晴らしい環境だと思っています。
また、ビジネス面においても、人で回っている事業を展開している会社なので、伸び代しかない環境だと本気で思っていますし、自分の力量とモチベーションがあればどんどん深く関われる会社です。
間違いなく人間としてアップグレードしたのはデジタルハリウッド株式会社で働いていたからですし、通常の企業のように単一系統な社員だけではなく、さまざまな関わる人の中で自分を見つめることに繋がった素晴らしい会社でした。新卒の何もできないところから、成長のチャンスを与えてくださり、本当に感謝しかありません。ありがとうございました。
ご案内
私がデジタルハリウッド株式会社への入社したきっかけであり、敬愛している杉山学長が職務継続のために、介助スタッフを募集しています。もしご興味ある方いましたら、アクセスしてみてください。