学習の苦手さは目から来てる可能性あります
五感の中で目からの情報は約8割を占めると言われています。目から入る情報が遮断されたり、間違って入力されたりしてしまうとその後の判断に大きく影響することは容易に判断がつくと思います。
学習においても目からのインプットは大切です。
音読が苦手。
漢字が覚えられない
板書が追いつかない
勉強が嫌い
活動の切り替えがうまくいかない
運動が苦手
などなど
視覚機能が原因となっている可能性があります。
例えば、本を読んでいるときにどこを読んでいるかわからなくなることや読み飛ばしている場合、眼球の運動が適切にできていない可能性があります。
これは、トレーニングで改善が図れます。
スポーツの分野でよく聞かれるようになりましたが、ビジョントレーニングは子供たちの学習の改善にもつながります。
また、目は脳からの指令を経て動きます。なので、目を動かすことで脳の活性化にもつながります。
視覚機能とともに前頭前野という理性や意欲など人間らしい力を司る部位に好影響を与えるのです。
これからの時代においてはスマートフォンも普及していきます。スマートフォンを見る時は近距離で画面を見る子供がほとんどでしょう。
その結果、視力だけでなく他の視覚機能にも悪影響を及ぼします。
先ほどの前頭前野もスマートフォンを見ているときにはあまり活性化しない事がわかっています。
スマートフォンを使いつつも視覚機能を育てていくことを考えていく事が大切です。
視覚機能は本来遊びの中で育まれていきます。子供達も楽しみながら取り組めるメニューがたくさんあります。
目のトレーニングはこれからの時代、より重要性が高まっていくことでしょう。