【読書録70】自分で舵を取り『不惑の余裕』を楽しもう!!~いれぶん「40代から手に入れる最高の生き方」を読んで~
著者は、いれぶんさん。
「日本の40代を元気にした男として歴史に名を残すのが夢」としてtwitterでの情報発信やオンラインコミュニティの運営を行っている。
この手の本は、最近あまり読まないようにしているが、私自身、著者のtwitterでのツイートに元気をもらっている40代の一人であり、手に取ってみる。
キャリアに対する考え方や生き方など共感できる部分が多かったこともあり取り上げてみる。
不惑の余裕
著者は、歌手の椎名林檎さんの言葉として「不惑の余裕」という言葉を取り上げている。
これは、ものすごくわかる。しっくりとくる言葉である。
仕事のやり方、人間関係にも慣れて、善き家族にも恵まれて、心に余裕が生まれて来ている。楽しさを感じる。
一方で、閉塞感にさいなまれる40代も多いと言う。著者はその違いをこう言う。
40代が一番楽しいのかは分からないが、今までの人生の中では一番である。これから50代、60代とさらに楽しみを増していきたい。
楽しむ為に必要なこととして、著者は言う、
「自分で舵を取る」
これは本当に大切なキーワードである。
3つの余裕
「余裕をもつ」こと。これは、非常に大切。余裕がないとすべてが空回りする。負のスパイラルに陥る。著者は、40代は3つの余裕を手にいれるべきという。
3つの余裕の出発点を「時間の余裕」に置く。
この辺りは、非常に共感する。
上記は、掛かっている時間を減らすことである。一方で、時間を掛けることとしてこう言う。
この時間の掛け方の配分は、心の余裕を持つことにも繋がる。
収入は給与以外で増やす
そして、時間の傾斜配分を変えることで、時間を生み出し、「収入は給料以外で増やせ」と言う。
会社員をしていて、本当、人事はその時の巡り合わせ、もっと言ってしまうと、好き嫌いに大きく左右される。そんなことに一喜一憂せずに、ごきげんに生きていきたいものである。
朝活は人生を変える
そして、著者は、副業の時間を作るのに朝の時間を活用していることを書いている。
私も、朝は割と早く起きる方であるが、なかなかルーティン化はしていない。著者のルーティンの作り方は取り入れたい。
そして睡眠の重要性も説いていて、21:15就寝、4:30起床という生活を続けている。
さすがに21:15就寝は、きついので、22:15就寝5:30起床の約7時間睡眠という生活習慣にしていきたい。
先週取り上げた、致知2022年11月号では、東洋思想研究家の田口佳史氏の朝活の事を書いたが、コツコツと何十年と続けていくことで、本当に人生は変わるであろう。
心の余裕の作り方
時間とお金の余裕ができれば、心の余裕は作られやすいであろう。以前取り上げた、「リセットの習慣」でも、「心・技・体」の「心」にアプローチしないと言っていたが、まずは、体のコンディション、よく寝て、健康的な生活を送る。これは、大切だと思う。
そのベースは、無理をしないということだと思う。
その他、著者の考え方で良いなあと思ったのは、
というのは、私が最も大切にしている「ご機嫌でいる」ということ通じているからである。 笑顔はこちらから見せないといけない。とりわけオジサンは要注意。ただ黙っているだけで威圧感を感じさせ、怒っているように相手に取られてしまう。
その辺は、私も意識したいし、著者が成功している秘訣だと感じた。
最後はコツコツが勝つ
朝活の習慣や情報発信など、著者が最高の人生を送る秘訣の中心に置くのがこのコツコツとであろう。
もう遅いなんて思わず、迷わず、コツコツと。それが楽しい「不惑の40代」を送るのに一番の秘訣ではないか。
私のnote投稿も気づけば、67週連続投稿になる。これからも自分の思考整理に、また、行動につなげるために続けていきたい。