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アダルトチルドレンの回復ー12

回復。もう上級編なので、ちょっとおさらいしておこうか。

アダルトチルドレンの回復は、自分がおかしいことに気づき、本などで、機能不全家族のもとで成長したことに気づく。

自分の機能を取り戻すことに努力するようになる。精神科デイケアなどに通って、先に行く仲間(自分らしく生きている仲間)と交流し、体感で回復を知る。

根幹は、自分のスキなことをスキなようにできることなのだが、それを手探りで、するようになる。

実家で生活している人は、親との関係に距離を取り、くさびである境界線を引くことをするようになる。何度も、感情的に未熟な親に悩まされる。

自己主張して、「自分は、こうしたいし、あなたの奴隷じゃない。放っておいてくれ」と言う。

場合によっては一人暮らしを始める。親子の情緒的な分離を図る。

自分で自分のケアを意図的にするようになる。アダルトチルドレンの回復の本を、買って読む。ワークなどをして、ワーカーに話す。

回復には、人にもよるが、ぼくは25年かかっている。一人暮らしは元々だったので、実家に帰った時に、依存されるのとどうかわすか、

いかに自分を守り、それから、親が機能不全であることをいかに伝えるか。これは、ぼくは3人兄弟で、皆、アダルトチルドレンの回復の知識を持ち、病院に行っていたため、

一番能力の高い妹が、母に、やっていることがおかしいので直してくれと説得。弟も、ぼくもそれぞれ、言う。10年くらいかけて、親も、精神科に行き、親の回復プログラムに参加し、機能不全をやめる努力を開始、

父が一番頑固だったが、家族4人から、アダルトチルドレンの回復の姿を見せられ、驚き、反発や、俺はアダルトチルドレンのじゃないと突っぱねる。

でも、4対1は、強力で、4人がそれぞれ、自分を持って、生きていることに悩み、仕事に逃げるが、仕事自体が、自分で自分を癒すことに繋がっていることに気づき、観念する。

父も仕事が雨でできないときに、親の会に参加。そこで聞いたことで、子供理解し、ぼくに電話で報告。「お前らに迷惑かけて悪かった。直す」と宣言し、すごく柔らかい父親に変貌する。

うちは、稀に見る、家族全員が機能不全を受け入れて、病院や仕事での気付きで、日々回復を図る家族だ。妹の死ぬ気の努力が功を奏し、

ぼくと弟がそれを応援し、親に自分のことを話し、アダルトチルドレンの知識を分かち、皆で、機能健全家族になろうと意識する。

家族で回復するのは稀だと、あるカウンセラーに話したらそう言われ、認識を新たにすると言われました。

ぼくは作家の本田健さんの模範に倣いました。彼は家族の回復を諦めず、何十回も父親と向き合い、ついに父親の本音を聞き、父親は謝罪します。そのご家族全体が、機能健全になっていきます。

難しいけど、諦めない限り、場合によっては何十年かかりますが、機能不全を癒すことは可能です。

基本は自分で自分を愛するです。いろんな方法があります。ぼくは創作に打ち込みました。文章をノートにたくさん書き、日記を毎日書きました。それから文章で創作して、その後、ネットのブログで公開。

反応がよく、自信が付いたし、コメントももらいました。

自分の気持ちを仲間に聞いてもらって、受け入れてもらうことが大事ですね。リアルが一番いいのですが、今では、noteと言うすばらしいコミュニティーがあるので、発信して、コメントを貰うのがいいですね。

ぼくの体験上、自分の回復と家族の回復はリンクしていますし、家族外の助けが大きいです。精神科もデイケアとかワーカーは支えになります。

今大変な立場にいる人もいるかもしれませんが、精神科で援助を受け、具体的なガイドを受けると良いでしょう。何十年は掛かりますが、その忍耐は新世界を生み出します。

何度も言いますが、まず自分です。自分で自分を愛し、うつが酷い人は、生活保護などの援助を得て、回復のための時間とお金と環境を手に入れましょう。それが出来ない場合は、可能な方はデイケアで癒しを得て、

そこでスキなことをしましょう。ぼくが行っている作業所は自由で、たまに仕事をしないで、マンガを書くクリエイターさんとかが来ます。うまいです。

回復に関し、復習と思いつくことを書きました。ヒントになれば幸いです。

#note作家
#masa


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