![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74431991/rectangle_large_type_2_4b578007e5db126f9931d404ee3757bf.jpeg?width=1200)
選択肢は後悔<111/1000>
【ラジオ体操416日目】
『ニコチンレス生活137日目』
こんにちは。
何を選択しても後悔することが確定しているようなこともあるということを知り、”後悔だけはするな”と私を育ててくれた両親の言葉の重みを噛み締めているコマリストです。
今日は『何を伝え、時間をどう使うか』というテーマで書いていきたいと思います。
昨日、とても考えさせられることが起きました。
2か月近く前にも記事として書きましたが、私の敬愛するおばぁちゃんが体調を崩して入院しています。
先週末から、一般病棟に移ったものの、不整脈がひどく、とても退院できる状態ではないということで、ペースメーカーを入れる手術を昨日の午後に受けました。
コロにゃんのせいもあって、面会も一切できないまま2か月が経過し、症状が改善するどころか悪化してしまって手術を受けた。
無事に終わったのかが気になって、母に連絡を入れて聞いてみたところ・・。
今日は、どう転んでも後悔が残ることが確定している事態に遭遇して、居ても立っても居られない気持ちを整理するためだけの回です。
個人的な後悔と、これからするであろう後悔を少しでも減らすための整理なので、読んで頂く方に学びを提供できるものではありません。
手術の経過
まずは、手術の結果がどうだったのかということについて。
手術は問題なく終了し、現在はICUで過ごしているみたいです。
そもそも、ペースメーカーを入れる手術は、術後の合併症リスクはあるものの、生死に関わるような難度の高い手術ではないため、そこまで心配はしていませんでした。
手術の様子を聞いてみると、通常は局所麻酔で行う手術ですが、祖母が大いに暴れたため、全身麻酔に近い入眠状態で施術を行ったそうです。
高齢であり、健康体ではないので、全身麻酔に近い入眠剤による術後負担が心配ではありますが、ICUで24時間体制でケアされているので恐らく大丈夫だと思います。
そもそも、状況を見に行くことも許されないので、私の母が医師や看護師から伝えられる内容を信じるしかない。
これからのこと
さて、手術が無事に完了したということなので、これから祖母がどうなるのかということについて、母に聞いてみました。
返ってきた答えは、
①様子を見つつ、3月末までには退院する
②退院後は自宅へ戻らず、老人保健施設へ入所する
③老人保健施設も含め、面会が出来るかは不明
この回答に、おばぁちゃん子として育った私は胸が締め付けられる感覚を覚えました。
今回の入院では、コロにゃんの影響で面会が許されず、ほとんど誰とも話すことなく数か月を病室で過ごしたおばぁちゃん。
その結果、そこまでひどくなかった認知症状が確実に悪化してしまった。
思っていた以上に進行してしまったため、自宅での介護は難しいと判断した両親が、施設への入所を決めた。
何も言えませんでした。。
本当は、自宅に帰りたいだろうな。
家族と過ごしたいだろうな。
施設への入所はすごく嫌がっていたな。
色んな感情と記憶が錯綜していました。
けれど、両親も苦渋の決断だったはずです。
それが分かっているからこそ、何も言えなかった。
自宅に帰らせてあげたいと、言ったところで私が常に自宅にいられるわけではありません。
何を選択しても確実に後悔が残る決断。
まだ生きてくれているおばぁちゃんに、何を伝え、どんな時間の使い方をしたらいいのか。
本気で考えて、おばぁちゃんにとって『幸せ』だと感じてもらえる振る舞いをしていかなければいけない。
何を伝え、どう過ごすのか
すでに、これまでの時間に対して後悔ばかりが浮かんできているので、なかなか前向きな気持ちになることが出来ません。
もしかしたら、病院から施設へ移るその瞬間にしか会えないかもしれません。
コロにゃんのこともありますが、施設の方針として、施設での生活に慣れるまでは家族と会わないことを推奨しているところもあるから。
私自身が介護の仕事をしていたことがあるので、このあたりのことについては理解しています。
頭ではね。
けどね、やっぱりおばぁちゃん子としては、会えないなんて寂しいんです。
#それが家族というもの
施設での生活に慣れるまでって、いつまでですか?
職員さんが答えられるはずもない質問を投げかけてしまいそうです。
早く元気になって、家に帰ってきてね。
おばぁちゃんが大好きだよ。
いつもいつもありがとう。
昔みたいに色々話を聞かせてほしい。
伝えたいことは山ほどあります。
きっと、怒ってすらいないけれど、謝りたいこともたくさんあります。
どれだけ伝えても足りないと思います。
この先、何回くらい話が出来るタイミングがあるのかは分かりません。
何回くらい顔を見られるのか分かりません。
顔を見られるチャンスに、声を聴けるチャンスに、話が出来るチャンスに、何が何でも最優先で時間を使います。
あぁ、、、言葉にしたら少しは落ち着くかと思いましたが、逆効果ですね。。
このモヤモヤが落ち着くには時間がかかると思いますが、1ミリでも後悔を減らすことが出来るように、もっともっと『時間』と向き合おうと思います。
じゃ、またね!