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どっちが大事なの?

【ラジオ体操34日目】

こんにちは。
優しい人になることを今年の目標に掲げているので、人に優しくされるたびに自分はまだまだだなと感じるようになった優しくない人コマリストです。


今日は、『優しさと経済合理性』というテーマで書いていきたいと思います。


え?経済合理性??
難しい言葉使いたいだけですか?

と思った方。正解ですw


最近ある社長さんとお話をしている中で、優しい対応をすることと利益の追求を両立させるのは難しいですよね。という話題になったので、この話を覚えておくためにもカッコイイ言葉で残しておこうという下心です。

優しい対応

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そもそも”優しい”とはどういうことを言うのか。


こういう行動をすれば優しい人ですよ。
こういううサービスを提供すれば優しい会社ですよ。


こんな明確な基準や行動があるのであれば、私も”優しい人になること”を1年の目標に掲げたりはしません。


ただ、一つだけ明確に言えることは、『誰のため』の行為だったり、商品・サービスなのかという視点で考えた時に、


■”自分以外の誰かのため”に行われた行為や商品・サービス
■”自分のため”に行われた行動や商品・サービス

この2種類に分けることができます。


そして想像できる通り、”誰かのため”のものが『優しい』という概念に近いのかなと思っています。


もう少し掘り下げると、何か行動を起こす時や、商品・サービスを提供する前段階で徹底的に『相手目線』で考えること。


これを経てから提供されるものは”優しい”ものである場合が多いかなと思っています。

経済合理性

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経済合理性ってなに?


今日のテーマを扱う上では、この質問に答えておかないといけないと思います。


正直、これは辞書的な意味が分かりやすいです。

投資したお金に対して利益があると考えられる状態のことであり、事業を始める上での判断材料の1つ。


もっとわかりやすく言うと、
”最小の投資で最大の成果を上げる”ということです。


そして、ビジネス的な”成果”というと、『利益』であることが多いと思います。


つまり、金額にしろ時間にしろ、”投資”を抑えて効率よく利益を上げることが、経済合理性があるという状態のことですね。


こんな話を書いていると、企業が利益を上げることが悪であることのように感じてしまうのは私だけでしょうか。

優しさと経済合理性の両立

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さて、本題です。
ここまで、「優しい」ということと、「経済合理性」について解説しました。


果たして、この2つは両立することが出来るのか?


先日の社長さんとの話では、
両立したいという気持ちはもちろんあるが、本当に難しいことだよね。


といった話でした。


そして、その後に話題になったのは、かつて日本にこの2つを両立することで日本経済を創った人がいましたよね。


というものです。
その人物とは、2024年に1万円札の顔となる人です。


大河ドラマの主人公にもなっているので、ご存知の方も多いとおもいます。


そう。”日本経済の父”こと渋沢栄一扇ですね。


彼は、現在では主流となっている会社の形態である「株式会社」の仕組みを日本に持ち帰り、500もの企業の設立に関わったと言われています。


渋沢氏が掲げていたのは、事業を興すことによる強い日本の創造でした。


これだけでは、優しさと経済合理性の両立とは言えないですね。


では、なぜ渋沢氏が優しさを兼ね備えていたといえるのか?


それは、渋沢氏の行動の根本に「論語」があったからだといわれています。


恥ずかしながら、私も学生時代に論語を教科書の中で少し触れましたが、全く覚えていませんでした。


あらためて、論語と算盤を読んでみて、なんて面白くて、なんて本質的なんだと感動しました。


あ、ちなみに書評をするつもりはありません。


特に企業の創業期から中堅企業へ成長する期間において、ほとんどの企業が「優しさ」と「経済合理性」の両立という壁にぶつかります。


そして、このうち99%の企業は、「優しさ」を捨てる選択を取ってしまう。


その結果、利益を追い求めて規模を拡大し続けていくので、多くの人の中で『稼ぐ=悪』というイメージが定着しまったという悪い流れができているように思います。


この社長は、まさしく中堅企業へ成長する途上段階で悩んでいて、私と話し合いをしたという感じです。


そして、難しいことだとは分かっているけれど、「優しさ」を最優先事項として捉えて、事業拡大を目指すと結論を出されていました。


こんな会社、ステキすぎるなと本気で思いました。

まとめ

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今日は、「優しさと経済合理性」というテーマで、組織が大きくなる時には多くの会社がぶつかる壁について書いてきました。


たまたま、社長さんとの話の中でこのような話題になりましたが、実は企業に限った話では無いのかなと思っています。


個人が生きていく中でも、「自分のため」に行動するのか、「誰かのため」に行動するのかを迷うタイミングは何度もあると思います。


その時に、毎回「誰かのため」の行動を選択をするというのは、余程の聖人君子か、少しイタイ人にしか出来ないです。
#失礼すぎる


けれど、自分がどちらの選択をしたのか?ということを毎回意識することができていれば、バランスをとることは出来るはずです。


自分のためばかり考えていると、周りからどんどん人は離れていきます。


逆に、人のためばかり考えていると、良いように利用されてしまうことが多いです。


今、自分自身がどちらの選択をしているのか。


常にこれを意識して、バランスのとれた人になることが出来たら、人にも慕われて、結果も手にすることが出来ると思います。


難しいことだというのは承知の上ですが、是非意識してみて下さい。


私もまさしく挑戦中です!

じゃ、またね。

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