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【ラジオ体操877日目】
【ニコチンレス生活598日目】

こんばんは。
セールスをしていないことを自慢げに語るのではなく、セールスに力を入れていることに誇りを持つべきだと思っているコマリストです。


今日は『仕組み化とたまたま』というテーマで書いていきたいと思います。


中小企業の経営者さんに話を聞いていると、結構な割合で出てくるキーワードがあります。


それが、
「ウチは創業以来、営業行為をしたことが無い事が取り柄なんだ!」というやつ。


これは恐らく、目の前のお客さんの困り事にしっかり応える製品やサービスを提供し続けて、関係性を継続出来ているということです。
#素晴らしいこと


それ自体は本当に素晴らしいことだと思うし、その関係性を継続していくことは重要だと思います。


だけど、本当に大丈夫なのかなぁと毎回のように感じるのもまた事実。
#大丈夫ならよいのです


社会が大きく変化して、会社も人も行動が変わり、消費者の購買行動も変化しています。


個人的には、本当にセールスをしなくても継続できるのか、今一度真剣に考えた方が良いと思うんだけどなぁ。


今日は、仕組みとして再現性が高い状態を維持できているわけでなければ、それはたまたまでしかないよね〜というお話です。


結構、耳の痛い内容なのかもしれません。

営業という仕事

宜しくお願いします!

セールススキルさえあれば、たとえ1文無しになったとしても、何度でも再起できる。


これは、説明するまでもないと思います。


道端に落ちている石でも、最強のセールススキルがあれば販売することが出来る。
#良心は痛むけど


だからこそ、詐欺師たちは頭痛がするほどセールスを必死で学ぶ。


優秀な詐欺師ほど博識で、知識やスキルを学ぶことに余念が無い
#映画の世界
#リアルも同じ


ところが日本では、営業という職種が嫌われがちで、キラキラした仕事の方が憧れの対象として扱われがちです。
#憧れだから
#キラキラしてるのか


正直、私も20代前半の頃は営業という仕事が嫌いでした。


売っても売っても終わりがないし、謎の連帯責任を負わされて、売れない先輩の尻拭いで残業ばかり。
#謎のチームワーク
#終わりが見えなかった


そんな厳しい営業の世界に触れて、嫌いになっちゃったんですよね。。
#プライベートも無かった
#思い出すとしんどかったな


けれど、今は営業という仕事の重要性を嫌というほど認識しているし、手に取る本の多くがセールスに関わるものです。
#好きかどうかは
#別物だけど


営業とは、神様に選ばれた者のみが就ける職業である


これは、私が好きな中村信仁さんの書籍に出てくる言葉です。


売り方よりも人としてのあり方を重視する中村さんの考え方は、私の考えにマッチしていて大好きなので、何度も読み返した書籍でもあります。


営業は、押し売りではなく、困っている誰かの問題を解決する行為
#救いの手
#善い行い


こんなにも素敵な仕事なのに、犬猿されてしまうのは、なんだか勿体ないなと思ってしまいます。


売れば売るほど自分の収入も高くなるし、お客様をたくさん支援できるのにね。

再現性はあるか?

勝つべくして勝つ!

さて、営業という仕事の素晴らしさについて熱く語ったところで、自戒の念を込めて大事なことを書きます。


冒頭に書いた通り、多くの中小企業経営者が、長期の取引関係があることを誇り、営業をしていないことを自慢げに語ります。
#長期の取引は
#とても重要


こういった話を真剣に聴きながら、否定も肯定もせず最後まで話して頂く。


本気で売上の減少に困っている場合を除き、私からは素晴らしいですね!としか言いません。


だけど、ココだけの話、こういった話を聞く度に”この企業は黄色信号だな”と感じています。


経営とは、環境適応業である


これは、私が師事しているN氏から教えられた言葉です。


現状維持を決め込んでいても、社会も環境も人の意識もどんどん変わっていきます。
#すごいスピード
#取り残される


自社が足を止めていても、周りが勝手に変わっていくんです。


先程書いた通り、営業という行為を”売り込み”だと思っていたら、営業は無ければ無いほど良いのかもしれません。


けれど、営業を”困っている人に手を差し伸べる行為”だと認識していたら、そんなことは思わないはず。
#もっとしたほうが良い
#そう思えたら最高


1人でも多くのお客様から困りごとを聞いて、自社の商品・サービスで支援する


困りごとは、本気で向き合って聞いてくれるから話してくれる。


お客様の困りごとも、変化を続けています。


それをしっかり認識して、支援して共に成長することが、環境適応業の一環じゃないかと思います。


と、良いことばかり書いていますが、私自身の最近の状況は、紹介される仕事をこなすだけで手一杯。


恥ずかしながら、営業行為を行うことが出来ていません。
#足を使え
#汗をかけ


これは、お客様が今何に困っているのかを知らないということだし、売上を自分でコントロール出来ていないということです。


会社存続の肝である売上を第三者からの紹介に依存してしまったら、それは恐怖でしかない。


もちろん、紹介を仕組み化して意図的に生み出しているのであれば問題ありません。


けれど、再現性がない状態なのだとしたら、それは誇ることではなく、ただの怠惰。


もっと目の前のお客様に耳を傾けて、こちらからアクションしていくようにしなきゃいけない。


再現出来る売上こそ、実力なんだと思う。

じゃ、またね〜!

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