それってオススメなの?
【ラジオ体操302日目】
『ニコチンレス生活23日目』
こんばんは。
10年以上継続してきたジムの退会日が間近に迫り、ジムのスタッフさんと会話をしていると、何だか悪いことをしている気になってしまう心優しいコマリストです。
今日は『良いものを堂々と勧められない日本人』というテーマで書いていきたいと思います。
皆さんは、好きなものを好きだとハッキリ言えるでしょうか?
お気に入りのお店の情報を、自分から発信したりするでしょうか?
私は、嘘つきだと思われることが怖いので、心から良いと思うものでなければ紹介は出来ません。
逆に言うと、心から良いと思うもの(美味しいお店など)については、ドンドン紹介します。
お気に入りのお店が混むのは嫌だという考え方もあると思いますが、私の場合はお客さんが来なくて潰れる方が嫌なんです。
今日は良いものを勧めているのに、申し訳なさそうな態度を見せる人って、何考えてんだろ?というお話です。
営業職でもこういう態度をとってしまう人がいるので、さすがに改善した方が良いと思いますよ。
矛盾した態度と言葉
さて、良いと思うものを勧めているのに、申し訳なさそうな態度をとる人、皆さんの周りにもいませんか?
あまりに申し訳なさげな態度を取られてしまうと勧めたいのか、勧めたくないのかの判断が本当に難しいです。
少し前の出来事になりますが、あるスポーツショップでトレーニングウェアを購入した時の事です。
すでに購入する商品を決めている私のところに、店員さんがやってきて面白いことを言うんです。
店員さん
「いらっしゃいませ。最近、当店の専用アプリができまして、良かったら登録してもらえませんか?今なら〇〇という特典が・・・」
コマリスト
『良いですよ。』
店員さん
「え?良いんですか?」
コマリスト
『はい。良いものだから薦めてるんですよね?』
店員さん
「そ、そうなんですが。。すみません。ありがとうございます。」
コマリスト
『謝らないで下さい。良いものを勧めているのに謝られたら、こちらが困ります。』
店員さん
「は、はい。ありがとうございます。」
やり取りはこんな感じでした。この店員さん、アプリを勧めたいのか勧めたくないのかよく分からないですよね。
他人のやり取りだと、違和感を感じる人は多いと思います。
けれど、こんなやり取りは本当に色んなところで日常的に繰り返されています。
謙遜することは悪いことでは無いですが、度が過ぎると逆効果になるということは意識した方がよさそうです。
キャンペーンの弊害
さて、ここまではオススメしている言葉と態度が矛盾した人の例を見てきました。
ですが、こういったケースは、人の言葉だけにとどまりません。
例えば、利用客からのクチコミを増やしたいと思った時、クチコミを書いてくれたら〇〇プレゼント!みたいなキャンペーンを行っているお店をよく見かけますよね。
確かに、プレゼント欲しさにクチコミを書いてくれる人は一定数いると思います。
ですが、このクチコミを書いてくれている人達は、本当にお店に対して良いイメージを持っているでしょうか?
そして、そんな人たちのクチコミが溢れているGoogleマイビジネスの情報は信用できるでしょうか?
特に店舗型ビジネスの場合、来店するお客さんの多くは半径10㌔圏内に住んでいる方です。
そんなお客さんたちが、この「クチコミキャンペーン」を目にする。
その後、実際のクチコミを確認する。
さて、このお店の信用はどうなると思いますか?
そして、こういったキャンペーン。もっと怖いのが、クチコミの数を増やすためにプレゼントを高額なものに変えるというやり方。
これをやると、クチコミを書く人は増えるかもしれません。
ですが、クチコミの信用度は爆下がりしてしまいます。
そして、クチコミの信用度が下がることは、とくに店舗型ビジネスにとっては、致命的です。
キャンペーンという裏技や魔法のような方法に期待するのではなく、良いものを提供し続けて、お客さんの信用を地道に積み上げていくしかない。
これを無視すると、生き残るのは難しくなっていくと思います。
じゃ、またね!