最強の農家さん<693/1000>
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こんばんは。
新しい人に農家の肩書きでお会いして話をしているのに、話し始めて15分もすると、君は何者なんだと疑われてしまう真の農家コマリストです。
私はこれまで、農業とはかけ離れた商工業の世界で生きてきました。
あまりにも組織に馴染むことが出来ないので、5年前にサラリーマンから離脱したものの、その後も基本的には2次産業か3次産業の世界としか関わってきませんでした。
そんな私が農家を名乗り、1次産業ど真ん中に関わるようになったのが今年の3月。
農家を名乗ることのメリットはたくさんあって、その中でもありがたいなと思うものが2つあります。
それは、
①お金が目当ての人が寄ってこない
②真面目な人だと思ってもらえる
そんなわけないでしょ!
と言われそうですが、冗談みたいなホントの話なんです。
あなたの中にある農家さんのイメージはどんな人ですか?
私の中にあった元々の農家さんのイメージは、朝早くから出かけていって、野菜や果物の世話をして、薄着で大量に汗を流して全身に日焼けをして、真っ白な歯を見せながら笑顔で接してくれる。
こんな感じ。
これ、絶対いい人そうじゃない?笑
この人が人を騙そうとしたり、人を裏切ったりなんてしなさそうじゃないですか?
#これが農家マジック
#ゼロではないと思うけど
一方で、何となくあまりお金は持ってなさそうじゃないですか?笑
#勝手なイメージ
#そんなことないはずなのに
多少の違いはあるものの、これを読んでくれている皆さんの中にも似たようなイメージがあるんじゃないでしょうか?
ということで、農家を名乗るだけで”良い人そう”だと思ってもらえるし、変な人は声をかけてきたりしない。
これは、本当にありがたいことです。
初対面の方でも、お金を目当てにしていないということで、こちらとしても警戒のレベルを下げられるし、相手も警戒のハードルを下げた状態で来てくれるので、懐に入りやすい。
#勘違いしないで
#私は詐欺師では無い
ここまでは、私が農家を名乗ることのメリットなわけですが、1つ計算外のことが起きています。
それは、せっかく農家を名乗って互いに警戒のハードルを下げた状態で話し始めているのに、話し始めて15分もすると相手の方から結構な割合で「ところで、コマリストさんは何者なんですか?」と聞かれます。
#ここまで話したのに
#自己紹介は終わってるけど
こう聞かれてしまった時に、
『いやいや、だから農家ですよ』と答えることも出来ますが、違和感があるから聞いてきてるわけなので、相手は別の答えを望んでいる状態なわけです笑
結果、本業の話や農業に関わることになったきっかけの話をして納得されるわけですが、すかさず相手に逆質問をなげかけます。
コマ
『何で何者かと聞かれたんですか?』
これに対する答えはだいたい2つ。
①農家さんは寡黙なイメージがあるのに、こんなにも話しやすいから、別の仕事をしてるのかと思って。
②ビジネス的な話に苦手意識を持っている農家さんが多い中で、ビジネスへの知見レベルが高すぎると思って。
全国の農家さん!
もっと発信しよ?もっと勉強しよ?
農家さんと話をすると、いかに良いものを安く提供するかということに命をかけている人がほとんどです。
良いものをより安く生産することに命をかけていて、他人からの信用力がずばぬけている。
もしもそんな彼ら(彼女ら)がもっと学んでいたら、もっと発信していたら、最強だと思いませんか?
もしも農家さんが読んでくれているのなら、品質と効率に全力を注ぐのではなく、それは8割までにして新たなことを学び、発信に力を入れて欲しい。
なぜなら、必要だと思っていながら、周りがほとんどやっていないので、やれば絶対に勝てるから!
絶対に無くならない1次産業で、勝てる事業を作りましょー!
じゃ、またね〜!