あの日から10年
【ラジオ体操45日目】
こんにちは。
最近は毎年のように自然災害がどこかで発生しているので、今度こそ自分が被害にあうことになるのではないかと、ビクビクしながら毎日を一生懸命に生きることを掲げているコマリストです。
今日は「10年前のあの日」をテーマに書いていきたいと思います。
2011年3月11日 14時46分 東日本大震災が発生しました。
日本全国のテレビと携帯電話からけたたましい警告音が鳴り響き、離れた所に住んでいる多くの人も何が起きたのかと手を止めました。
幸いにも、私の住んでいるエリアは少し揺れた程度であったため、すぐに仕事を再開しましたが、自宅に戻ってテレビをつけてみると、その惨状に心を痛めたことを今でもはっきりと覚えています。
あれから10年。
現地には、今なお生々しい災害の跡が残されている場所がありますが、恥ずかしい話、”あの日”のことなど忘れて過ごすことの方が多かったです。
地震大国日本
日本は島国で、周りを全て海に囲まれています。
それだけなら何も問題は無いのですが、4つの活断層が列島を横切っているので、年中どこかしらで小さな地震は起きています。
その数は、年間1,000回以上。
地震災害リスクランキングという謎のランキングがあるのですが、そのランキングでは『世界第4位』だそうです。
世界的に見ても地震による災害リスクが非常に高いわけですが、大きな地震災害があるたびに『災害対策グッズ』が一時的なブームとなり、5年もすれば落ち着いてしまうということを繰り返しています。
あの地震から10年。
あらためて、自分がどんな国に住んでいるのか。
あの日犠牲になった命に、何を思ったのか。
こんなことをしっかりと意識して、自分に何ができるのかを考えて生きていかなければいけないなと思っています。
4つの大地震
今、日本で発生する可能性が高いと言われている大きな地震は4つあります。
ほとんどの方が聞いたことがあると思いますが、その4つの大地震とは
東海地震
東南海・南海地震
日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震
首都直下地震
これらの地震が近い将来発生する可能性は極めて高いと言われていますが、その瞬間がいつ来るのか?ということについては、誰にも知ることはできません。
これら4つの内、自分が住んでいるエリアに直接関わるものが1つでも発生すれば、仕事も生活も何もかもが大きく変わってしまいます。
そして、それは今日かもしれない。
今日が最後の日だとしたら、残された時間を何のために使うのか?以前にも別のテーマで拝借したスティーブ・ジョブズの言葉ですが、これは全ての人の人生において重要になる問いだと思います。
この問いかけを続けながら日々を生きていくことで、”その日”が来たとしても後悔が残らない人生を送ることができたら幸せだろうなと頭ではわかっていても、絶対に後悔するだろうなという考えが頭から離れません。
#老衰だって後悔はあると思う
#やりたいことが尽きない
今この瞬間に考えうる後悔を一つでも無くすことができるように、全力で生きるしかないですよね。
私にできること
リスクがあることは分かっていても、実際に自分自身が被害にあっていなければ、当事者意識を持ち続けることは難しいことだと思います。
実際、私も10年の節目となる今日を迎えるまでは、あの日のことなど全く考えずに過ごした時間の方が多いです。
#これって私だけなのか
けれど、大事なのは”今思い出して、考えている”という事実だと思います。
#都合よすぎるのかも
この10年間で被災地の方のために何か一つでも行動することができたか。ということを考えてみると、特別税の納税と募金への小銭投入以外に何も思いつきません。
おそらく、何もしていないんです。ごめんなさい。
だったら、思い出した今こそできることをやればいいだけのこと。
何をすることができるのか?については、これからいくつか考えてみたいなと思いますが、決意表明を含めてここに宣言を残しておきます。
私にできることの整理が終わったら、それらの内3個は1週間以内に必ず実施します。
被害にあっていない全ての人が、何かしなければいけないということは無いと思います。ある意味では、今は世界中の人がコロナウイルスの何らかの被害者であり、助けてほしい人の方が多いのかもしれません。
私も決して余裕があるわけではありません。それでも私が何かしたいなと思う理由は1つ。
大災害の被害者となった時に、自分が誰かに助けを求めたいから。
自分が何もしてこなかったのに、困ったときに誰かに助けてほしいと求めるのは、私が目指す『優しい人』ではありません。
だからこそ、いつか来るその日に、納得感をもって誰かに助けを求めることができる自分でありたいなと思うわけです。
まとめ
今日は『10年前のあの日』というテーマで、東日本大震災から10年経過した今、私が思うことについて書いてきました。
人それぞれ、”あの日”に対する思い入れは違うと思いますし、それ自体が良いとか悪いとかそういうものではないと思っています。
ただ、10年という節目を迎えることでテレビやネットニュースで嫌でも目にすることになる。
であれば、何を思い、何をするのかということについて、一人ひとりが考えて、変化のきっかけにすることができたら少しだけ世界が優しくなるかなと思っています。
あの日が私たちに教えてくれたこと。
自分のことだと思って、少し考えてみませんか。
じゃ、またね!