頭が良くなる魔法
【ラジオ体操220日目】
こんにちは。
聞かれたことにはかなり丁寧に答えてしまうおせっかいな性格で、良いことをしていると思い込んでいたけれど、これが相手のためになっていないということに気づかされて、ガチでヘコんでいるコマリストです。
今日は『自分も相手も頭が良くなる魔法』というテーマで書いていきたいと思います。
頭が良くなりたい!
皆さんはこう思ったことはありませんか?
学生時代はもちろんですが、社会人になってからも資格試験や、仕事上の様々なルールなどなど、頭が良かったらもっと楽なのにと思えるタイミングって結構あると思います。
では、頭を良くする具体的な方法があるとしたら知りたいでしょうか?
大人になると頭って良くならないんでしょ?
スピリチュアル的な怪しい話しかないんでしょ?
危険なドラッグとか使うんでしょ?
こんな風に思う人もいるかもしれませんね。
IQは先天的に決まっているという人もいるくらいなので、頭を良くするなんて不可能だという考えが普通なのかもしれません。
でもさ、可能性があるなら頭良くなりたいじゃん?
というわけで、今日はおバカなコマリストが自分の反省点と気づきを踏まえて、頭を良くする魔法について書いてみるというお話です。
”おバカなコマリストの書く内容なんて信用できねぇよ”というそこのあなた!信用しなくていいから、試しに読んで実践してみて下さい。
少しだけ、私のことを信用してもらえるようになると思いますw
頭が良くなる魔法
さて、それでは”大人でも頭が良くなる魔法”について紹介していきたいと思います。
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突然ですが、質問です。
ニュース番組を見ていると、奈良の大仏に落書きをした大学生が取り上げられています。
すると、隣で一緒にニュースを見ていた子供から”どうして大仏に落書きしちゃいけないの?”と質問が飛んできました。
皆さんは、この質問に何と返しますか?
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皆さんいかがでしょう?
この質問には頭が良くなる方法が隠されています。
そして、この質問の答えによって、隣でニュースを一緒に見ていた子供の頭が良くなるかも決まってしまう可能性があります。
その答えは・・
『大仏は重要な文化財なんだから、ダメに決まってるだろ!』
ではありません。
これくらい焦らしたら、しっかり考えてくれる人も多いし、そろそろヨダレが出てくる人もいるかもしれませんねw
大変お待たせしました。正解は・・
『どうしてだと思う?』です。
質問に対して、質問で返しているのであまり良くないんじゃないかと思う人もいるかもしれません。
もっというと、子育てブックなんかには
”ダメなことはダメだとハッキリ伝えましょう”
こんな感じのことが書かれていたりするので、「どうしてダメなのかということを、丁寧に説明したほうが良い」というこれまでのコマリストタイプの人もいるかもしれませんね。
では、どうしてこの回答が(頭を良くする上では)正解なのか?
これについては、後ほど説明しますので、まず覚えておいて頂きたいのは、”頭を良くする魔法とは使う言葉と思考法”であるということ。
どんな言葉を使って、どう考えるか。
これが自分だけでなく周りも巻き込んで頭が良くなれる魔法の正体です。
使う言葉と思考法
さて、先ほどの質問について、『どうしてだと思う?』という回答が正解だといった理由から説明します。
一番シンプルな理由は、”本人が自分の頭で考える機会を提供している”ということです。
日常的に疑問をもって、自分なりの答えを持つ習慣を身に付けることは、頭の良さだけでなく、強い芯と自信につながります。
そして、もう一つの理由は、「○○に決まっている」という固定観念を言葉にすることで、自分の思考は固まってしまうし、言われた子供は『疑問を持っちゃいけないんだ』と感じてこの先も含めて、成長の機会を失います。
さらに、最大の理由は『この後も会話が続くこと』です。子供が自分の頭で考えた答えを聞いたら、さらにそこに質問を重ねていくことで、思考が深まっていきます。
そして、”大仏に落書き”という出来事レベルではなく、関連する様々な出来事に対して考えを巡らせることができる。
例えば、
『人が大切にしているものにイタズラしてはいけない』
『落書きがアートとして認められる文化がある』
『大仏を誰が何のために作ったのか』
などなど、抽象度を上げることで自分自身も子供も一緒になって思考することが可能となるので、結果的に2人そろって頭が良くなるという感じです。
多くの大人たちは、固定観念の塊になっています。
これは、人間が省エネルギーで生きていくために無駄な思考を省略しようとして起きる現象なので、多かれ少なかれ全員がそうなっていくんです。
これが『大人になってからは、頭が良くなりにくい』といわれている一番の原因だと思います。
○○とはこういうものだ。
××はしてはいけないことだ。
昔から△△するのが当たり前だ。
こういった思考をどれだけ自分が持ってしまっているのかを自覚して、意識的に言葉として使わないようにする。
ちゃんと説明ができないものは、知らないのと一緒ですからね。理解しきれていなくて説明できない場合は、その場で調べればいい。
中途半端に思い込みで放置したり、言葉に出したりしない。
ということで、頭を良くするためには、
❶思い込んでいることに、あらためて疑問を持って問いかける
❷具体化するのではなく、抽象化して考える癖をつける
こういった言葉の使い方と思考を身に付けていくと、どんどん頭が良くなっていきます。
質問されたことに丁寧に回答するという、一見優しそうに見えて”相手の成長を奪う”私みたいな言動には注意して下さい。
じゃ、またね!