やっぱりバカが好き!
【ラジオ体操175日目】
【体重60.0㌔ 体脂肪率17.4%】
こんにちは。
高校時代の記憶がほとんどないという謎の記憶障害を抱えているため、当時の同級生に会うと、申し訳ない感じになってしまうコマリストです。
今日は『バカになれる天才』というテーマで書いていきたいと思います。
世の中の成功者には頭の良い人が多い。
これは、何となく多くの方が思っていることだと思うし、実際にその通りだと思います。
ただし、ビジネスで成功するためには、知識という『勉強』によって習得可能な要素よりも、人の気持ちが分かることであったり、ビジネスセンスと呼ばれるものの方が重要です。
ということで、必要なのは”勉強ができる頭の良さ”ではなく、ビジネスで成功するための頭の良さ。
今日、午前中にお会いした方との間に一つの事件が起きて、そのあとに話をしている中で、この”頭の良さ”について考えさせられる会話がありました。
5年前の私と今の私でその会話から受ける印象がかなり違ったので、これは残しておかないといけないと思っています。
今日は、そんなお話です。
事件と気づき
さて、今日の午前中に起きた事件とは?
仕事で訪問させて頂いた企業で、専務さんとアポイントを入れて面談をさせて頂いたんですが・・・。
事件は、お会いしてから45分ほど経過してから起こったんです。
かなりお若く見えたので、事業を承継されるタイミングについて、話を聞いた時、専務から『〇高ですよね?』と私の母校の名前が。。
地元からはかなり離れた場所に位置する企業だったこともあり、知り合いでもいるのかと、恐る恐る質問してみると、『隣のクラスだったよ!』と。。
そ、そうなんですか~。
笑うしかありませんね。
先方は私のことをバッチリ覚えていて、私は全く記憶にないという状態。
申し訳ないな~と思いつつも、この話題ですっかり緊張感をなくした専務は、ここから先ずっとタメ口で話し始めたので、本音が聞けて良かったのかもしれません。
高校生時代の話(といっても私には記憶がありません)をしつつ、社内の生産体制を拝見し、今後の話に差し掛かったところで、彼の発言に頭の良さと違和感を感じました。
バカになれる人が好きなの
私が違和感を感じたのは、こんな会話から。
+-+-+-+-+-+-+
コマ「数年以内に承継して社長になるんですね。社長になったら、ワクワクするような挑戦をして、新しいモノを作っていきたいですよね」
専「いや~。新しいことに挑戦するのは、ちょっと。だって、新しいことをしようとすると”リスク”があるでしょ?」
コマ「え?そうなんですか。まぁ、挑戦にはある程度のリスクは伴いますよね。」
専「そうそう。だから、今やっていることを継続しつつ、社内の効率化を進めていくぐらいかな」
+-+-+-+-+-+-+
この専務との会話から、私が感じた違和感の正体は、「頭の良い人は2種類いる」というもの。
この2種類とは、
①挑戦をして自ら道を拓く人
②物事のリスクを先に考えて、挑戦を避ける人
こんな書き方をすると、私がどっちの人が好きなのかが伝わってしまうと思いますが、どちらかが正しいという話ではありません。
以前も一度書いたことがあるとは思いますが、
『頭の良い人が”やらない理由”を熱弁する』という光景は、よく見かけるものです。
頭が良いからこそ、不確定要素を分解して予測し、リスクを避けるという生存戦略をとる。
これは、これで素晴らしい能力だと思います。
でもね、私は「人生は不確定要素しかない」と思っている人間なので、どれだけ予測したところでその通りになんかならないと考えているんです。
さらに言えば、「リスクを取らなければ、成長は無い」
これは、事実だと思います。
そして、「現状維持は衰退」だと本気で思っている私にとっては、ワクワクするような挑戦の話に『リスク』という単語を持ち出してくる人とは価値観が合わない。
こんな感じで、今日お会いした専務(同級生)は頭が良くて優秀な人であることは間違いないと思いますが、一緒に仕事をできるタイプではないなと感じました。
私は頭の良い人が、本気でバカになっている姿に魅力を感じてしまうんですよね!
とはいえ、頭も性格も悪いコマリストは、単なるおバカちゃんとして、少しでも成長できるようにいろんなことに挑戦して失敗をたくさんしていきます。
じゃ、またね!