Why~なんでなん?~

【ラジオ体操137日目】

こんにちは。
物事の背景や成り立ちを理解しないと気が済まない性格なので、”めんどくさいヤツ”だと思われて、話しかけてもらえなくなることが多いコマリストです。


今日は『成長につながる言葉』というテーマで書いていきたいと思います。


仕事でもプライベートでも”これはこういうものだから”という説明を受けたことはありませんか?


恐らく、この言葉を使っている本人も、どうして”こういうもの”なのかという理由について理解できていないけど、そう教えられたから何となく従っているという感じだと思います。


最近、私の尊敬するコマさんと話をしていて、これは人や組織の成長に大きく関わると感じたものがあったので、noteに残しておきたいなと思います。

成長に関わる言葉

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さて、人や組織の成長に関わる言葉とはいったい何なのか?


その言葉とは、
『なぜ?』です。


人間が生まれてから、大人になるまでの期間において、最も成長するのは”生まれてから3年程度”だと思います。


このころの子供たちが大きく成長するのは、知らないことばかりの世界で生きていて、知的好奇心がとても大きいから。


言葉を話せるようになれば、知らないものを知ろうとして自然と「なぜ?」「なんで?」「どうして?」という言葉が多くなりますね。


これを大人で置き換えて考えてみて下さい。


もしも、大人になっても1~2歳と同じレベルの知的好奇心を持っていられるとしたら、その人はものすごく知識が豊富になると思いませんか。


もちろん、大人になるまでに様々な予備知識を習得し、経験も積んでいるので”自分なりの答え”というのは持っているかもしれません。


その上で、物事の成り立ちや本質を理解したいという想いをもってこのキーワードを口にすることができる人は、間違いなくずっと成長期です。


単純な言葉だし、すぐに人に聞くのはよくないと考える人も多いかもしれません。


けどね、「なんでだろう?」という疑問を持つことができなければ、人は成長していくことができないと思うんです。

組織の成長につながる理由

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この「なぜ?」という言葉が個人の成長に大きく影響するという部分については理解いただけたと思います。


では、この言葉が組織の成長に関わる理由はどこにあるのか。


これを理解するために、簡単なケースで考えてみて下さい。

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あなたはある会社の新入社員です。
2人の上司から会社のルールについて説明されました。


2人の説明に疑問を持ったあなたが、「なぜ、こんなルールがあるんですか?」と質問した時、それぞれこんな答えが返ってきました。

1人目の社員
「これが当社のルールで、昔からそう決まっているんです」

2人目の社員
「これは当社の創業者が、お客様から言われてきた言葉を会社のルールとして落とし込んだもので、お客様への感謝を忘れないために全社員に理解してもらってるんです」


さて、新入社員のあなたは、どちらの先輩を尊敬しますか?
どちらの社員が会社の成長に貢献すると思いますか?

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「なぜ」という言葉が、組織の成長にも大きく関わる理由について、理解頂けたでしょうか。


日々仕事に追われていると、一つ一つの出来事に足を止めて理由を考えたり、本質を知ろうとする行為はできない人が多いかもしれません。


けれどその結果、自分の後輩に対しても説明できないまま何となく仕事を振るだけという状況になってしまうんです。


あなたが「理由や本質」をおざなりにすることで、あなたより後に入ってきたすべての社員が”理由も知らずに作業するだけ”の会社になってしまうかもしれません。


そう考えると、怖いことだと思いませんか?
めんどくさいかもしれませんが、自分自身の成長と、組織の成長を願うのであれば、意識して「なぜ?」を使ってみて下さい。

じゃ、またね!

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