自虐ネタも良いけれど。<353/1000>
【ラジオ体操655日目】
『ニコチンレス生活376日目』
こんにちは。
誰かをイジることはあっても、イジられることはほとんどないので、自分がネタにされている時にどんな反応をしたらいいか分からないコマリストです。
今日は『ネタにしても良いものにも限度がある』というテーマで書いていきたいと思います。
他人との間にある壁を無くす目的で、自虐的なことを話す人っていますよね。
内容にもよりますが、こんなドジな一面があるのかと思ってもらうことで、親近感を持ってもらえたりする効果があるので、この自虐を否定するつもりはありません。
ただ、使う場所を見極めないと、ただのヤバい人だと思われたりする可能性もあるので、特にビジネスにおいては使わないことをおススメしたい。
今日は、飲食店に堂々と書かれている自虐ネタがドン引きすぎて、二度と利用したくないと感じてしまったというお話です。
このやり方が親近感に繋がることもあるから、使いどころが難しいってのは分かるんですけどね。
たまたま見つけた自虐ネタ
これは、私が住んでいる場所からほど近くにある中華料理屋さんを利用した時のお話です。
この中華料理屋さんは、もともと隣町で営業していた人気店で、お客さんが増えてきたことをきっかけに、多店舗展開をしているお店です。
濃い目の味とボリュームが若い人とファミリー層に人気で、ここ3年で4店舗まで拡大したこのお店。
1年ほど前に、私が住んでいる場所から3分の位置に新店舗が出来たことは知っていたので、試しに利用してみることにしたんです。
店内に入ると、ファミリーレストランのような明るい雰囲気で、オープンキッチンになっている昔ながらの中華料理屋という感じ。
中華料理屋特有の床のヌメリ間やテーブルの油跳ねみたいなものは無くて、清潔感のある店内に少し驚きました。
テーブルに案内されて、料理を注文。出てきた料理の味は、、正直あまりおいしいとは言えない感じ。。
#好みの問題
とはいえ、お手頃価格で提供されているので、こんなもんかな~と思いつつ、食べきれない料理を残しました。
食事が済んだので、他にどんなメニューが用意されているのかと、メニュー表を詳しく見てみたところ、不快感を感じる”自虐ネタ”のような言葉が堂々と掲載されていました。
これを見つけた私は、他のページにもあるかもしれないと、全てのページを細かく見てみることに・・。
その結果、数か所に同じようなニュアンスの言葉を見つけ、メニュー表を閉じた私は決めました。
”この店は二度と利用しない”
使いどころを見誤るな
さて、私が偶然見つけてしまったメニュー表に書かれていた言葉がどんなものだったのか。
それは、
『当店の店主は試行錯誤が嫌いです』
という言葉から始まる商品紹介の文言です。
一番人気の天津飯のイラストの下には、
『店主がたまたま作った天津飯が美味しかったので、最初に作ったその味を試行錯誤することなくそのまま提供していたら、いつの間にか一番人気になりました。』
わりと新しめの”まぜそば”のイラストの下には、
『試行錯誤が嫌いなので、他のお店で提供されているまぜそばを、そのままパクッて商品にしました。』
こんなメッセージが、何の目的で書かれているのかはよく分かりません。
飲食店なんだから試行錯誤しようよ!
というツッコミを期待しているのかもしれないし、ズボラな店主に親近感をもってもらうことを期待しているのかもしれません。
もしかしたら、試行錯誤しなくてもこんなに美味しい料理が作れる店主はすごいでしょ?という自慢なのかもしれません。
私的には、『はぁ!?お客さん舐めてるの?』という感じ。
もしも、ここに書かれている言葉が真実だったとしても、仲の良い友人と酒でも飲みながら話しているのとはわけが違います。
この店主が作った料理を食べる目的でお店に訪れて、お金を払っているお客さんがいるから、お店は営業を続けられるはずです。
嘘のメッセージを書けとは言わないけれど、試行錯誤をしないことを自慢気にメニューに掲載するということが、お客さんに対してどれだけ失礼な姿勢だということが分からないのかな。。
それでも人気があって、多店舗展開しているんだから、味以外の部分で勝負しているのかもしれません。
だけど、この言葉がお客さんにプラスの印象を与えているとは到底思えません。
実際、少なくとも私はこの店を二度と利用したくないと感じてしまった。
地域の人気店なのに、本当にもったいないし、なんだか残念です。
余談ですが、このお店の店主は、地域の中学校から授業での講演を依頼されて、これに承諾したのに、当日になってドタキャンするような人間です。
#連絡もなしに
そんな人間性が、メニュー表の言葉で正確に表現されているのかもしれませんね。
自虐的な言葉で、親近感を生み出そうとするのは悪いことだとは言いませんが、その言葉を受け取った相手にどんな印象を与えるのかということを意識しないとまずいことになります。
使いどころを見誤らないことがとても重要になるテクニックですね。
私はそもそも使いませんが、自虐ネタが得意な人は、使いどころを意識した方が良いと思います。
じゃ、またね~!
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