No music,No life
【ラジオ体操17日目】
こんばんは。
青春時代に飽きるほど聞いた曲を聴くと、昔の自分に戻ったような気がして、深夜の学校に忍び込みたくなるコマリストです。
今日は『音楽の力』というテーマで書いていきたいと思います。
青春時代に聴いた大好きな曲。
誰にでも1曲はありますよね?
時間が経過して、自分自身の環境も考え方も大きく変わっていても、大好きだった”あの曲”を一人で聞いていると、当時の記憶が鮮明に蘇ってきたりしますよね。
”音楽は五感で楽しむ”
なんてことも言われますが、最近になってその意味が少しだけわかってきたような気がします。
中学生時代にハマっていた曲を聴いたり、歌ったりすると、当時の風景だったり、大好きだった子だったり、料理の味だったり、匂いだったりを思い出したりする。
これ、本当にすごいことだなと思います。
音楽の可能性
実は、私は学生時代バンドマンでした。
といっても、左手のケガを言い訳にして、楽器を練習しなかったので、私のポジションは”ヴォーカル”。
歌うことが本当に好きで、コピーするアーティストの曲は、”息継ぎのタイミング”から”ビブラートの揺らす回数”までめちゃめちゃ細かく分析して、完全になり切っていました。
#ビジュアルは凡人
単なる目立ちたがり屋だったという可能性大ですけど。。
3年ほど前に、ご縁があって一緒にプロジェクトを進めたベンチャーの社長のお話です。
この方は、超が付くほどの音楽好きで、自分のためにフェスのセトリが把握できるアプリを開発したり、ギターフリークスの携帯アプリを開発したりしていました。
と言いつつ、一緒に開発したのはドライブ中にシートベルトを締めないと端末が操作できなくなるという超社会性のあるアプリだったのですがw
この社長は当時から『音楽の力』というものを信じていて、冒頭に書いたような”五感と音楽の繋がり”が高齢者の認知症予防や痴呆症の改善に役立つという話をされていました。
その後、高齢者施設や大学と連携して「音楽療法」の研究に没頭していかれたのですが、そろそろ世の中にリリースされる頃かなと思っています。
当時は、この”可能性”というものについて懐疑的だった私は、あまり真剣に話を聞いていなかったのですが、最近になって、もしかしたらすごいことになるかもしれないなと思っているわけです。
すでに世の中には音楽療法なるものは存在していると思います。
「音楽療法士」なる資格があるくらいですから、ある程度は浸透しているのかもしれません。
けれど、どちらかというと”心のケア”見たいのものの効果に終始していて、「五感に直接働きかける」というさらなる可能性についてはあまり活用されていないように感じます。
ほとんどの人には「良い思い出」や「幸せを感じていた時に聴いていた曲」というものがあると思います。
少しだけ大げさな話になりますが、これを活用することができれば、世の中にある様々な”問題”は音楽の力で解決されてしまうんじゃないかとすら思うわけです。
人生の浮き沈みとそこに寄り添う音楽を把握し、ケアが必要なタイミングでAIが必要な曲を流してくれるアプリやサービス。
誰か開発して下さい。
音楽の新たな活用法
もう一つ、まさしく今日。
プロジェクトにジョインさせて頂いている会社の社長が、とても面白いことを話していました。
これは、是非広めたいなと思ったので、noteに書いておきます。
その社長の”音楽の活用法”とは、
『世界観を崩さないようにするためのツール』です。
え?
意味わからん。
という方、そうですよね。
ごめんなさい。
もう少し正確に説明します。
社長曰く
「我が社では、全社的なプロジェクトに取り組む際、必ずそのプロジェクトの世界観にマッチした曲を1曲選び、メンバー全員がその曲を聴きながら仕事をするんです」
つまり、世界観という目に見えないものをメンバー全員が共有するためのツールとして音楽を活用しているということです。
こうすることで、資料作成や、事務作業など日常的な”作業”一つでも、曲の世界観にマッチしているか?という基準からブレることが無くなります。
これは、めちゃめちゃすごいなと思いました。
世の中では”経営理念”とか”ビジョン”とか”ミッション”とか、分かりそうで分からないフワッとしたものがとても重要だと言われています。
そんなもので商売はできない!
と考えている方もいるとは思いますが、うまくいっている会社ほど、これらが浸透していることが多いという客観的なデータも存在します。
別に、理念があるから成功するわけではありません。ただ、私たちには”この会社の商品だから買いたい”という気持ちが少なからずあると思います。
そしてこれは、apple製品が日本でたくさん売れている大きな理由の一つともいわれています。
では、「この会社の商品だから」という部分に隠されているのは何でしょう。
その答えこそ、”理念”や”ビジョン”。
つまり、どんな世界を作るために商品サービスを提供しているのかというものです。
でね、この「どんな世界を作るために」という言葉を言い換えたのが”世界観”というやつなんです。
作り手全員が、共通の世界観を持って、商品・サービスを作り上げ、それを世の中に発信する。この商品・サービスはかなりの高確率で大ヒットすると思います。
それも、世界観に心を動かされた一部のコアなファンによって。
だったら、全ての会社がこれをすればいいじゃないかと思うかもしれませんが、そう簡単にはいかないんです。
皆さんが務めている会社にも恐らく”理念”や”ビジョン”ってありますよね?
従業員全員にその理念やビジョンの意味を聞いたら、みんなの答えが同じになることってあると思いますか?
恐らくないでしょう。
そうなんです。この理念やビジョンをしっかり浸透できている会社は、本当にごくごくわずかで、会社の規模が大きくなるほど、浸透率が低い傾向にあります。
で、この”浸透”を補完する働きを、どうやら音楽というものが担うことができるぞということに気づいた社長が、実践しているということです。
そして、本当に多くの人を巻き込んで、これまでほぼすべてのプロジェクトを成功に導いています。
音楽の新たな活用法。
すごいと思いませんか?
音楽が世界を救うって、まんざらでもないような気がしてワクワクしますよね。
まとめ
今日は、アーティストでもバンドマンでもない私が、「音楽の可能性」について、長々と語りました。
#遠い昔
#ヴォーカリスト
紹介した2人の社長は、早い時期からこの音楽の可能性に気づき、自社の事業に取り入れています。
そしてこの2社はともに、売上も組織の規模も大きく成長していっています。
このことからも、音楽が世界を救う可能性があるという言葉が真実かもしれないということが分かります。
人生の経営者である皆さん、日常生活や仕事に音楽を取り入れることで、より豊かで明るい未来を手に入れて下さい。
そして、できれば歌うことが好きな私をカラオケにでも誘ってくださいw
#Welcome
今日の話が、誰かの人生を少しでもカラフルにする気づきにつながっていたら嬉しいです。
ということで、私は今から爆音で音楽を聴きながら仕事します。
じゃ、またね。
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