フリーペーパーってすごいかも＜344/1000＞
【ラジオ体操646日目】
『ニコチンレス生活367日目』
こんばんは。
毎月配られているフリーペーパーの厚みがコロにゃんの前に戻ってきているのを見ると、飲食店も元気を取り戻しているんだなと実感して嬉しくなるコマリストです。
今日は『売り込むつもりがない営業の見本』というテーマで書いていきたいと思います。
あなたは営業するのが好きですか？
あなたは営業されるのが好きですか？
営業職は、日本の就職市場において１・2を争う程の不人気職です。
その分、給料が高いので、新卒で入社して最短で年収1,000万円を達成するなら営業職が良い。
今後、AIが進化し、売り方が変化するので、営業職は淘汰されて無くなるなんて言われていますが、本当にそうでしょうか。
#そんなはずは無い
売らなきゃ売上は上がらないし、売上が上がらなければその他の職種の人たちの給料は無い。
この売上に直結する部分のコントロールをAIに任せて手放したら、AIの言いなりになるし、企業の成長は無い。
#絶対的な真理
今日は、ポストに投函されているフリーペーパーから学ぶ営業の在り方についてのお話です。
売りつけるような営業でなければ、営業されても気分が良いはずなんですけどね。
投函禁止なのに
今月の初めに面白いことに気づいてしまいました。
私が住んでいるマンションのポストで、起きていたその現象は、営業の本質を学ばせてもらえるもの。
#日常から学ぶ
しかも、たまたま起きた現象という訳ではなく、数ヶ月以上、毎月起こっていたけれど、当たり前のように感じていました。
けれど、1度気づいてしまうと、こちらが当たり前だと感じさせられていたことすら凄いことだと気付かされる。
一体、何が起きていたのか。
このマンションのポストには、半年ほど前からある張り紙がされています。
それは、
『営業・勧誘・PRお断り。無断でチラシ等を投函した場合、広告主を通報します』というもの。
#よくあるやつ
#通報はやりすぎ
この貼り紙が貼られて以降、不動産のチラシや近隣のスポーツジムのチラシ、飲食店のチラシ、水道屋のマグネットなど、あらゆる広告物が投函されなくなりました。
#張り紙の効果
#スゴすぎる
けれど、この地域を配布対象エリアとするフリーペーパーだけは、毎月投函されているんです。
フリーペーパーって、クーポンが付いた広告の寄せ集めですよね。
つまり、明らかに広告物です。
それなのに、このフリーペーパーに対して、クレームは発生していないようで、毎月のように最新号が届く。
#使わせてもらってます
これ、結構すごいことだと思いませんか？
フリーペーパーから学べ
さて、広告物投函禁止のポストにフリーペーパーが届けられるという現象の何が凄いのか。
フリーペーパーは、発行している会社と契約している投函スタッフが、担当エリアを回ってポスト投函をしている場合が多いです。
つまり、この投函スタッフが張り紙のあるポストにフリーペーパーを投函しているということ。
#違うパターンもあるかも
では、このスタッフは張り紙を見ていないのか？
もちろん、気づいていないという可能性もありますが、この張り紙はラミネート加工されて大きく張り出されているので、1度でも顔をあげれば気づくレベルです。
となると、気づいているけれど無視して投函している可能性が高い。
これが凄いんです。
不動産屋や、ジム、美容院、水道屋、飲食店などのあらゆるサービス業者が投函を辞めたのに、このスタッフは堂々と全ての部屋のポストに投函している。
#なぜ
こんな事が起きるのは、この投函スタッフがフリーペーパーを「迷惑な広告」だと思っていないからです。
#訴えられたくないはず
手に取った人に、本当に役に立つと思っているから張り紙を気にすることなく堂々と投函できる。
そして、受け取った住人も、迷惑な広告として扱っていないからこそ、毎月のように投函され続ける。
元々、このマンションに張り紙がされたのは、住人からのクレームが入ったことがきっかけです。
恐らくクレームを入れた本人ですら、フリーペーパーが投函されることに嫌悪感を抱いていない。
#はず
#クーポン使ってるかも
これ、実は営業の本質だと言われている状態なんです。
セールスとはヘルプである。
商品を無理やり売り付けるのではなく、本当に必要としている人に必要なものを届ける。
届けた商品が、相手の助けとなり、幸せになれる。
営業マンが本気でこの姿勢で、これを信じてセールスを行っていれば、営業を受ける相手も不快感を感じることは無い。
本当に必要な人に届けるんだから、不快に感じるわけが無いですよね。
#逆に
#喜ばれる
今回のフリーペーパー投函は、こんな理想的な状態が実現出来ていることを学ぶ良い事例だと思います。
私は営業が苦手で、営業力を磨く事が永遠の課題だと考えています。
#成長しない
#言い訳ばかり
こんな身近に、理想的な状態を実現している事例を見つけられるようになるまで、すごく時間がかかった気がします。
不要になると言われている営業の世界で、最強のセールスマンを目指してみようかなぁ。
何でも売れる力があったら、何が起きても怖くないはずです。
じゃ、またね〜！