2020年から2021年へ
新しい年となりました。
一昨年、昨年と色々ありました。
一昨年は配属部署が変わり短時間通所リハの立ち上げに関わっていましたが、直属の上司となる人と上手くいかず、若干沈み込んでいました。
そこから開所までは携わり、同年12月頃には今の職場に戻っていました。
丁度そのころ妻から日頃の様子がおかしいと、メンタルクリニックを紹介されて1ヶ月程通院していました。
自分ではまだ大丈夫と思いながらも通院していたのと職場の対応が早く、重症化しておらず休職などは必要はありませんでした。
通所リハも開所はしたものの、やはり人数がギリギリであったため、一緒に準備していた人たちには申し訳ないと思う気持ちや、今の職場も移動して半年して戻ってきたことで、周囲の目が気になり中々仕事へ集中できないこともありました。
また急に訪問リハに戻ってきたところで、すぐに担当できる利用者もいない状況でした。
そのため人員不足の続いていた、通所介護のドライバーを任されて数か月は従事していまいた。
周囲からは『リハ職がやる仕事ではない』や『便利使いされているだけ』などと言われましたが、必要とされているならそれで良いと思っていた自分には、こんな自分でも必要とされているならと特に何も感じていませんでした。
そんな中、数年前から市から委託されていた総合事業の再開の話があり、また担当することとなりました。
19年夏頃に集団にて行う健康体操教室という意味合いで、要支援者また事業対象者に対して3ヶ月1クールとして行っていたものが、大きく姿を変えて行うという内容でした。
20年3月から施行実施して、同年10月頃に本格実施として市も動く予定でした。
ただ蓋を開けてみると、世の中はコロナ感染者の急増により、様々な事柄が実施の抑制などとなり、この委託事業も例外ではなく延長となりました。
延長に次ぐ延長で施行実施が10月となり、昨年20年の10月より初めのグループが開始となりました。
前回は集団での健康体操教室の形態をとっていましたが、今回は完全個別型のセルフマネジメントを行う仕組みを作り、元の生活に戻るという取り組みへと変化しました。
また体に触らないリハビリの形をとり、1時間の枠の中で自主トレーニングの指導と生活課題に対しての面談を主体としています。
現在行っている方々も、今月の1週目で最後を迎えます。
体を触ることなく面談と体操の指導のみを実施した3ヶ月でしたが変化がみられています。
自主トレーニングも習慣化ができ生活課題の改善と目標の達成もできてきています。
今後、高齢化が進んでいく中で、介護保険にも限界が来ることも考えられると思います。
そんな中で、総合事業は地域で支えていくシステム作りが急務となると思っています。また様々な職種が関わり、相互に職域を発揮していきアプローチを行うのも必要ではないかと思います。
そして今年の目標として、
地域と地域、病院と地域、人と人、個人にあった環境を見つけていく関りを行えるように、また作業療法士の可能性をさらに見出し、発信していける1年にしていきたいと思います。
まとまりのない文章で申し訳ございません。