アメリカ国土の広さからすると地域による英語の訛りの少なさが不思議に思える

日本語を第二言語として学ぶ人にとって、癖の強い訛りや方言はどれくらいのハードルがあるのだろう、と思うことがある。

いわゆる日本語の標準語を勉強したとしても、たとえば関西圏に留学したとしたらどれくらい苦労するのかなぁと。

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私は最近中国語を学んでいるのですが、中国語の方言の幅は激しく、どうやら双方で話が通じないレベルらしい、と気づいたのは学び始めて結構後だった。日本語の「方言」という言葉から連想するものとは比べ物にならないほど大きな違いがあるらしい。30年くらい前に中国の義務教育で標準語が使われるようになったらしいので、だいたい私と同じくらいの歳の中国人は地方出身でも標準語がわかるらしいけど、親世代となると学校教育でも方言だったため年代による格差は大きいそう。省による差というか町レベルで違う言語を話すという勢いなので、隣町の人と結婚となると家族のコミュニケーションを考えても、一大事だったのだろうなと思う。

日本人が語学留学するとしたら、綺麗な標準語を学ぶためには上海より北京に行く方がよいのだろうなと思う。学校の先生はさすがに標準語で教えてくれ、クラスメートたちも標準語がわかる年代だとしても、例えばインターンやアルバイトで働く先で出会う中国人は訛りがありそうだし、語学を学びたいという目的であれば、みんなが共通した発音を発している方が混乱しなくてよい。逆に語学目的というより中国に興味がある!中国が好き!中国の経済を見たい触れたいという動機なら上海一択かなと思うけれど。

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英語の訛りの話に戻すと、アメリカ英語とイギリス英語の差はたびたびネタになるが、日本語で育った私からすると「どっちも英語やん」と思ってしまうし、面白いと思うほどの差を感じない。違うんだろうけどさ、でもだいたい一緒じゃん。むしろイギリス英語の方が日本人の感覚に近い(一つ一つの発音がしっかりして聞き取りやすい、ダイレクトな表現より婉曲的な表現の方が多いなど)から親近感わくかなというくらい。オーストラリア英語とイギリス英語に関しては、最初は違いが判らなかったくらい。オーストラリアの都心部の人の話す英語は、欧州訛りと似ていると思う。田舎に行くと、例えば南部のオーストラリア訛りはヤバいとよく聞くけど、スコットランド訛りもヤバいし、仔細をつきはじめたらきりがないからなぁ。でもそれは、義務教育の年齢から英語を学んで〇十年という月日が、多少の訛りを誤差として受け入れる脳にさせたのかな。そういう意味では、日本語に慣れ親しみ、日本語を10年以上学んでいる外国人からすると、東京弁と関西弁くらいの訛りの差は受け入れられるのかもしれない。

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北米の国土はとてつもなく広い。隣町との間に大自然が隔てていて移動するにも一苦労というような地形で、全国土でほぼ同じ英語を話しているカナダとアメリカは凄いと思う。南部はイントネーションが違ったりするけど、でも明らかに発音が違うとか言葉の意味が変わるというレベルの訛りはない。

中国大陸も同じように広いがこっちはこっちでびっくりするくらい方言が違う。中国大陸は実は多民族国家でもあって、漢民族以外にもたくさんの少数民族が住んでいるから、少数民族だけで一つの国として成り立っても本当はおかしくないレベルで、独自に言語が発展してきたのかもしれないけど、それにしても北米との差はいったい何だろう。仮に、アメリカでは各家庭にテレビが浸透していて、アメリカ全土で同じような番組を見ていたと仮定しても、中国にもテレビあるし、むしろ中国の方が、政治的に情報や言語を統一させようという動きがありそう(なにその偏見)。なんなら、日本だってNHK見てたはずだよねぇ。津軽の人だって、朝ドラくらい見ていたよね?中国のテレビ事情はもしかしたら地域差が大きいとか、経済格差によりテレビが各家庭にないという可能性もあったかもしれないけど、でもラジオくらいあったんじゃないかな。

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誰かその点に詳しい人、教えてください。