詩「禍福のリニアモーターカー」


プラスとマイナスの高速変化で
駆け抜けるリニアモーターカー

禍と福の高速変化で
明日へ駆けていくこの日々よ

どちらかだけでは進まない
進めない

 あざなえるなわのごとし
 糾える縄の如し

目を凝らしていれば
次がまたやってくる

次は果たして禍か福か

今はいったい禍か福か

いずれにしても恐れることはない
その次がまたすぐに

見つめたところで入れ替わるばかり
さてどこへ

終着駅の名は「しあわせ」ではなさそうだ
それは乗客の一人らしい

禍福のリニアモーターカー
ここは不思議な力でうごく世界


・・・

例えば些細なことを挙げると、ゾロ目を見るとラッキー! と思う場合、11:10:52(11時10分52秒)に時計を見てしまったら、「惜しい~」と感じるかもしれないけれど、あと19秒待てば11:11:11になるわけです。

何をラッキーで何をアンラッキーと思うかは人それぞれですが、(そこが結構重要だったりもしますが、)待てば次のラッキーが来るようなことは多い気がします。

ことわざは本当にばかにできないですね。(してないですけど改めて。)

禍福は糾える縄の如し
幸福と不幸は、より合わせた縄のように交互にやってくるということ。吉凶は糾える縄の如し。  goo 辞書より

最近はきもちのいい晴れが長く続いていて、これは私にとっては完全に福です。

それではまた!


文字でもものづくりでも、どこか通じ合える人と出会いたくて表現をしているんだと思います。何か感じてくださったならとてもうれしいです。