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Photo by
mjuberry
吐く息のいづる処を見伏せて
呼吸
過去を振り返るのが怖いかい?
大丈夫
君がいるのは今だから
未来が怖くて現在の一歩が踏み出せなくなる?
大丈夫
眠っていても手足、身体動かさずとも
君も私も人生という旅路をあゆみ続けてるから
秒針が進む度に
呼吸(生き)するたび(旅)に
(2017年3月頃にクランチマガジンに Homa というペンネームで投稿していた “こたふこだま”という記事の一部です。)
吐息 に寄せて
吐く息のいづる処を見伏せて
万の象の礎に着く
外へ向けて放たれる息(生き)が湧き出す処を見定める
吐き出す息が出てくる其処は
一瞬、一瞬万象が浮かびいづる処であり、万象の支え、礎へと至る(入口である)
吐息というとためいきと思われ、マイナスイメージを抱かれる方もいらっしゃるかもしれませんが…
呼吸の呼、呼ぶです。声を出したら外側のものへ呼びかける、無声だったら内在する原初(源)への呼びかけになるように感じています。